2020年12月に住友林業の家の引渡しを受け、即日入居しました。
それから年末年始を挟んで3ヶ月の月日が経過しました。
正直、まだ3ヶ月しか建ってないのか?と思うほどずいぶん前から住んでいるような居心地の良さを感じる住まいです。
売電は半年待ち⁉︎
実は、家が建って太陽光発電機がついたからすぐに売電が始まるわけではありません。
ワタシはなんとなくそんな気がしていましたが、実際にそれを伝えられたのは、引渡しも間近に迫った頃でした。
太陽光発電なんですけど、余った電気を国が買い取ってくれる制度があるんですよ。
知ってます。
後ほど、ウチの総務の方で余剰買取制度の手続きをしますので、それが終わったら総務からメールが届きます。見慣れないアドレスからのメールで怪しいなぁと思われるかもしれませんが、ご安心ください。
大丈夫です。怪しいメールには慣れてますので。
それでですね、実際の電気の買取なんですけど、すぐに始まる訳じゃないんです。
なんですと??
国の方で審査するんですけど、数ヶ月待ちになってる上に、このコロナで更に遅れが出てまして、この夏に引渡した方もまだ待ってる状態でして。
お役人さんもこのご時世ですしねぇ。
そうなんですよ、なので気を長くしてお待ち頂けますと。
はい。すんません、いつも返事を急かして。
売電に至るやりとり
引渡しから3週間後、まさに世の中が冬休みに入ろうとしたその日に、住友林業の総務からメールが届きました。
本日、太陽光発電設備認定申請を行いました。経済産業省資源エネルギー庁からメールが届きますので手続きをお願いします。
それと前後して、再生可能エネルギー電子申請というメールが届きました。
メール記載のURLから私の個人情報登録作業並びに住友林業で代行入力された申請内容の確認を行いました。
売電可能の連絡
楽しいお正月を過ごして、仕事が恐ろしく忙しかった1月の日々をヒィヒィ言って過ごしていた1月末、完全に忘れていた頃にまたしても再生可能エネルギー電子申請からメールが届きました。
先般、申請(届出)されておりました再生可能エネルギー発電計画に関しまして、認定(届出受理)がされましたので報告致します。
非常にわかりにくい書き方をされてますが、つまり売電可能になったということです。
と、いうことでこの日からエネファームの運転を終日運転に切り替え、日中に使用する電力について自家用はエネファームで賄い、太陽光発電は基本的に売電するようにしました。
売電実績のお知らせ
それからまた2週間ほど経った日のこと、今度は東京電力パワーグリッドから、購入実績お知らせサービスというメールが届きました。
WEB上で毎月の売電実績を知ることが出来るらしいです。
尚、実績は使用電力同様検針ベースで月次で表示されます。
そして訪れた2月20日、ついに購入実績お知らせのメールが入りました。
前日までの実績として、約4,000円分の買い取りが発生したとのことでした。
正直、我が家の非常に小さな発電量で売電が発生したこと自体に喜びを感じました。
初の入金
先日、この4,000円弱が無事に入金となりました。
ありがたやありがたや。
防災目的で入れたわずか3kwhほどの太陽光発電ですが、在宅勤務で発生している日中の電気代を浮かせてくれるどころか売ってくれるほど存分の働きをしてくれてます。
今回振り込まれたのはわずか数日間の実績なので、次回まる1ヶ月間買電したらいくらになったのか、その実力がわかりますね。
と、いうことで我が家の売電収入は引き渡し3ヶ月後に入金となりました。
太陽光発電所得は課税対象
ところで、太陽光発電による所得は雑所得となり課税対象になります。
給与所得者の場合、年間の太陽光発電による所得(買電収入から必要経費を差し引いたもの)が20万円を超えれば実際に課税が発生しますが、買電所得単独で20万円も行くケースは相当大量発電していないと発生しないと思います。
気になる方は、以下のリンクをご参照ください。
一方で、今どき副業やお小遣い稼ぎをしている方も多いと思います。
その場合は合計雑所得額が20万円を超える場合があるかと思います。
いろいろと節税テクを駆使して乗り切る必要がありますね。