我が家が建って3ヶ月が経過しました。
壁紙がほどよく割れたり、春になって未整備の庭に虫が湧いてきたり、いろいろと変わった出来事はありますが、入居当初から変わらず困っていたことがありました。
それが、台所と浴室についているエネファームのリモコンを使って通話ができるはずなのに何回トライしても通話できなかったことです。
しかし、今回たったひとつのきっかけで、ついに解決したのです。
そこで、今回は同じように通話機能を使おうとして失敗した方の為に解説します。
その前に、そもそもエネファームって何ぞや?という方は、下のリンクから東京ガスのWebサイトをご覧ください。
この先説明する我が家のエネファームも、東京ガスのものです。
エネファームのリモコン
まずは我が家のエネファームのリモコンですが、パナソニックのエネファームのリモコンです。
こちらがお風呂の壁に付いているリモコンです。
浴槽でコロンと横になった時に足側にくる壁に取り付けられています。
(これ、設計段階でリクエストしたら頭側に付けることができる可能性あるらしいですよ?)
我が家のお風呂の詳細はWeb内覧会記事をご覧下さい。
次にキッチン側のリモコンです。
給湯機能をオフにしている状態では、このようにブラックの背景に時刻を表示しています。
下の方に物理ボタンが4つ並んでます。
ちなみに、給湯器のリモコンがキッチンのどこに位置しているのか、Web内覧会でご紹介していますので是非併せてご覧ください。
お風呂からキッチンと通話する方法
お風呂側のリモコン右上にある通話ボタンを押すと、呼び出し音が鳴り、呼び出し音が鳴り終わるとキッチンに話しかけることが出来ます。
画面には音量が表示されます。
音量は▲▼ボタンで調整可能です。
キッチンからお風呂と通話する方法
お風呂と話すにはキッチン側のリモコンで右から2番目の通話ボタンを押します。
すると、画面に音量が出てきました。
こちらのリモコンもお風呂と同じく▲▼ボタンで音量の調節可能です。
この状態の時はお風呂の音声を聞くことができます。
しかし、キッチン側でしゃべる声はお風呂側では聞こえません。
キッチン側で喋る時は、通話ボタンを押しましょう。
お風呂側の音声が聞こえなくなり、画面に「お風呂は話せます」と出てきたら、話しかけてください。
この時、お風呂側ではキッチン側のマイクで拾った音を聞くことができます。
しかし、お風呂側の音声は聞こえません。
なので、自分の喋りたいことを喋ったら、通話ボタンから指を離して下さい。
お風呂の中の音がまた聞こえるようになります。
まるでトランシーバー
つまり、このリモコンで出来る通話は一方通行なのです。
通話ボタンを押している間はお風呂側の音が聞こえない、ボタンを押している間に喋る、まさに幼稚園の頃に買ってもらったオモチャのトランシーバーを思い出しました。
そして、その一方通行の会話を握っているのは、キッチン側なのです。
お風呂側はキッチン側が喋っていない間に喋る必要があります。
リモコン本体には使い方が書いてない
さて、無事に通話できるようになりましたが、今回わざわざ記事にしようと思ったほど困惑したのは、リモコンを見ても通話方法がわからなかったからです。
通話ボタンをピッと押しても、相手と意思疎通が出来ませんでした。
どうやれば良いのか、何度触ってもわからずにいましたが、取扱説明書をよく読むと、「キッチン側の通話ボタンを押すと声が届く」と発見しました。
家の引渡しの際には、お風呂だけじゃなく家じゅうのありとあらゆる設備の取扱説明書を渡されます。
引渡し直後は引越し、住所変更手続き、片付けなどが有るのでいちいち全部読んでいるほどの暇はありません。
従って、日常最低限使うものは見てすぐに使い方がわかるもので有ると良いのですが、このエネファーム給湯器のリモコンは曲者でした。
入居日からすぐに使いたいお風呂のお湯張り温度・水量調整のやり方も何回かボタンを押さねば辿り着けずわかりにくかったです。
お風呂とキッチン間の通話もやりたかったけど、今回取扱説明書を読むまで「長押し中のみ話せる」とは思いもよりませんでした。
もっとユーザーフレンドリーに作ってくれればなぁと正直感じてしまいました。
また、お風呂の中から発電設定を弄れない等、お風呂側リモコンとキッチン側リモコンの機能に差があるので、お風呂に浸かりながら発電状況を見て発電設定を変えたくてもお風呂の中で出来ないのは地味にストレスです。
今後出るモデルでは是非改善して戴きたいですね。
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