先日、もうすぐ1年点検ですよ、という案内が届きました。
思い返せばこの1年(にはまだ満たないですが)の間に色々と小さな問題が発生しては、後処理をしていただきました。
家は自動車のように同じ設計図をもとにして工場で組み上げるものではなく、1件ずつ別々の設計図に基づいて現場で組み上げるものですので、どうしても大小のトラブルがつきものです。
そのため、躯体以外の部分についても引き渡し後数年間の保証が付いているのですが、そのようなトラブルを発生した際のアフターフォロー体制、つまりアフターサービスについてはなにも引き渡し直後だけではなく長い年月家とよくお付き合いする上で家の性能やデザインと同等に大切な要素であると私は考えます。
困ったとき、誰にコンタクトするか?
他の施主さんの話を聞いているときに、家に傷をつけてしまったから営業さんに補修を頼むという人がいました。
あれ?引き渡し後も営業さんにそういう話をするものなの?
と話を聞いて驚いた自分が居ました。
さらにその方が言うには、引き渡し後も自分が担当した家の近所を通った時には様子を窺うような営業マンもいるようです。
我が家の営業マンとは引き渡し後は基本的に書類とお金の話以外では何もコンタクトしていませんけど、中には建った後もハートフルな対応をしてくれる営業さんもいるんですね。
我が家の場合、引き渡し後トラブルがあった際は生産担当さんにコンタクトしていました。
引っ越し屋に傷つけられた話もありましたし、アフターサービス担当さんが来るはずの3か月点検が3か月待っても来なかったので待ちきれずに話したものもありました。
そして5か月近く経過して漸く実現した3か月点検で初めてアフターサービス担当者と顔合わせをして以降は生産さんよりもアフターサービス担当者をメインコンタクト先としています。
Club Forestから補修依頼
住友林業の場合、アフターサービス担当者にコンタクトするのには、別に電話やメールを送る必要はありません。
施主専用サイトのClub Forestから相談することができます。
(下画像はClub Forestの問い合わせボタンの画像です。)
ここから緑色の「補修依頼」をクリックして必要事項を入力するだけで補修の相談ができます。
尚、Club Forestは補修依頼をするだけではなく抽選できこりんグッズなどが当たる簡単なアンケートなどの企画も頻繁に実施されており、インスタなどで当選報告をよく目にします。
そのほかにも換気フィルターや浄水器フィルターの購入などもClub Forestから行えます。
実際に依頼してみた
我が家では梅雨時に気になることがあったのですが、アフターサービス担当者に連絡を取るのも面倒だなぁ、昼間にコンタクトしようと思いながらいつも忘れてしまってるんだよなぁと感じていました。
そんな真夏のある日、Club Forestをみて思い出しました、ここから補修依頼できることを。
そして実際に依頼してみました。
写真付きでどこにどのような問題が発生しているのかをわかりやすく伝えられるのがいいですね。
Club Forestで依頼をして2日後のお昼にアフターサービス担当者から電話がかかってきました。
曰く、写真が分かりやすかったとのことで、ジョイント部分がずれているのだろうという前提で施工会社に話をしたうえで後日連絡させるとのことでした。
施工会社から連絡を戴き、お盆休みなどを挟みましたが1か月経ったか経たなかった頃に施工会社の現場監督さんに直して頂きました。
結構スピーディに補修して頂けたと思います。
更に、補修完了から2~3日後に施工会社から作業完了連絡を受けたアフターサービス担当者さんから確認の連絡を戴きました。
連絡体制がしっかりとしていますね。
他のハウスメーカーの場合は誰にコンタクトする?
話を戻しましょう。
今回この記事を書くにあたり気になったことが、他のハウスメーカーの場合、誰にコンタクトをしているのだろうか。
そして、依頼を受ける側のハウスメーカーや工務店の方は、誰からコンタクトしてくれると嬉しいのだろう、と。
と、いうことでTwitterのアンケート機能を使い尋ねてみました。
まずは施主の場合です。
すでに竣工後の方にアンケートします。
— じゃいくん🚾 (@pertamahouse) October 4, 2021
家が建った後に傷や不具合があった際の補修は、誰にコンタクトしますか?
戴いたリプや引用RTはブログで紹介させて戴く可能性有ります。
続いてハウスメーカーや工務店の方です。
住宅業界の方にお伺いします。
— じゃいくん🚾 (@pertamahouse) October 4, 2021
引渡し後の家に傷や不具合があった際は、施主から誰にコンタクトして欲しいですか?
戴いたリプや引用RTはブログで紹介させて戴く可能性有ります。
Twitterのアンケート機能は誰でも無記名で回答できるため回答者スクリーニングに問題が有りますが、ここで表示される割合については参考程度にするには良いと思います。
面白いことに、施主の回答も業界の方の回答も似たような結果となりましたね。
ただ、業界の方の回答を見ると施主の回答に比べて現場監督にコンタクトしてほしい割合が小さいことがわかりました。
個人的には意外に感じた業界の方の営業マン推しでした。
(逆に営業マンよりも現場監督にコンタクトしてほしいと考えていると思っていました。)
折角なので各社施主の方から寄せられたコメントをここにご紹介させていただきます。
住友林業の場合
うちは生産担当に言っていたと思います。あ、生産は途中で消えましたが😇
— ユコ@住友林業のシンプルな2階建て🏠️ (@yucco_home) 2021年10月4日
階段事件が終わってアフターに引き継がれて、その後に手すり事件で生産次長に連絡したらアフターさんと来て交換してくれ、次からはアフターへって言われましたねー💡
だから今はアフターさん✨ https://t.co/Fzg409b1p2
火災保険適用不可なら、コールセンター経由のアフターさんですかねー
— びび@住友林業の施主ブロガー (@bibi_koukai0) 2021年10月5日
以前、アフターさんに問い合わせ先はどこにすれば良いか聞いたことがありますが、記録が残るコールセンターを推奨されました😀
アフターさん直でも良いみたいですけど、忘れてしまうリスクがあるみたいなので💡
パナソニックホームズの場合
我が家、営業さんから連絡来た時についでに伝えた時とアフターさんに連絡したこと両方あります❗️
— あんぱんママ(あんまま) (@anpan_mama_) 2021年10月4日
結果。。気持ちとしては今後も営業さんに連絡したくなっちゃいましたが😂
でもアフターさんに連絡します😓
積水ハウスの場合
積水の場合は、
— ガラシャ@積水SHで洋風ハウス (@Garasya_home) 2021年10月4日
3ヶ月点検までは現場監督
3ヶ月点検時に現場監督とアフター担当と顔合わせをしてバトンタッチ
それ以降はアフター担当
のようです◎
タマホームの場合
建ってどのくらい経過しているかで変わってきそうです😅
— じゅりい@タマホームの家で子育て&イラスト (@Jury0909) 2021年10月4日
うちは3ヶ月、6ヶ月点検までは設計さんが来てくれてましたが、1年点検以降はアフターにバトンタッチでした。
なので、アフターさんとまだ顔を合わせてない1年未満なら営業さんに連絡してたと思います。
設計さん!?と驚きましたが、タマホームの場合設計さん=現場監督さんのようです。
セルコホームの場合
セルコホームでは、引き渡しの時も営業担当さんが「これからも何かあったら私に言ってください!」と言ってくれたので、今でも担当さんに連絡してますね💡
— 梅尾🐻バイオ好きなセルコホーム施主 (@bio_selco) 2021年10月4日
一条工務店の場合
まだ実際にお願いした事はないのですが、一条工務店ではアプリから写真つきで不具合などの補修依頼をするようです🥺
— ささくれ (@4ozSmart) 2021年10月4日
セキスイハイムの場合
セキスイハイムの場合
— 八郎&嫁ちゃん@夫婦でつぶやき中 (@eightblog_hachi) 2021年10月4日
セキスファミエスという
アフターメンテナンス部門があるので
そちらにお願いするが
小生の担当が人としていまひとつなので
ガチでヤバい案件は
未だに営業に頼っているのが現状だな。
これは、担当や役職とは別に
一番信頼できる人に頼んでいるパターンが
結構ありそうだな🤔
引き渡し直後は信頼できる相手、最終的にはアフターさん
いろいろと例を見ましたが、各社とも引き渡し直後は営業さんだったり現場監督さんが点検してくれる例がありましたが、いずれのハウスメーカーも最終的にはアフターサービス担当者に引き継がれていくことが分かります。
逆に言えば、アフターサービス担当者が正式に紹介されるまでの間は、家づくり中にコンタクトしやすかった相手に依頼すれば良いのかもしれません。
現場監督のハリーさんのコメントがまさにコレですね。
その施工店の形態によりますね🤔
— ハリー®︎=三児父×建築×ドラマー (@SuperDadDrummer) 2021年10月4日
営業が強いところは営業だし、それが設計だったり、現場監督だったりと変わります☝️
アフターにバトンタッチのタイミングも大体一年点検あたりが多い気がしますね🤔
前の会社も今の会社も一年点検で交代でした😁👍
また、アフター担当者にコンタクトするほかに、一条工務店の様にアプリ経由や住友林業のClub Forestからといったネット経由の方法もいいですね。
住友林業のコールセンターに電話した場合は履歴が残るという点もすごいですね。
いずれにせよ、引き渡し直後は長い年月をかけて家づくりをする間に信頼を築くことのできた相手にコンタクトをされる方が多かった印象です。
そして、定期点検を経てアフターサービス担当さんに徐々に引き継いでいくことが大多数のようですね。