事前知識ゼロで注文住宅に挑む

住友林業で注文住宅を建てました。家づくりの事前勉強もせずに家を建てた記録です。

事前知識ゼロで注文住宅に挑む

予算の3倍以上掛かった外構工事のお金事情

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やっとこさ外構工事が終わったので、外構にかかった費用などを公開するべく、家系ブログを盛り上げる会恒例のバトン記事に挑もうと思います。

今回挑戦するバトンは #外構情報暴露バトン です。また今回も無茶苦茶な内容ですが、バトンの中身はこのようになってます。

  1. 外構の提案はいつ頃あり、決定まで何回打合せしましたか?
  2. 外構の施工面積は?(分かる範囲で)
  3. 外構の概算見積もりと契約金額の差額は?
  4. 工事は外注 or ハウスメーカー?その理由は?
  5. (外注工事の場合)どうやって業者を探した?
  6. (外注工事の場合)見積もりは何社取り、いつ頃業者を決めた?
  7. サービス・値引きはありましたか?
  8. おすすめの外構工事は?
  9. お金があればやりたかった外注工事はある?

尚、我が家は外構工事を2回に分け、しかも2回目が竣工後1年経って漸く完成したようなレベルの家です。

この原因は、ひとえにお金です。

外構工事代というのは、想定以上に恐ろしいモノでした。

事実、ワタシに限らず外構費用が想定以上にかかり大変なことになったという声はちょくちょく耳にします。

外構費用に不安のある方は、ぜひワタシの実体験に基づくこの情報を生かしてほしいです。

では、外構のお金に苦しんだワタシの思いをいっぱい載せて、なるべくバトンの趣旨に沿って順に書いていきましょう。

住友林業緑化と話したのは間取りが決まった後

バトンメニュー「①外構の提案はいつ頃あり、決定まで何回打ち合わせたか?」に対する回答です。

住友林業お抱えの外構業者、住友林業緑化との初回打ち合わせ記事を読み返すと、間取り決定から約1ヶ月後にこちらから催促する形で実現したようです。

pertamahouse.hatenablog.jp

その後、住友林業緑化とは5回ほど打ち合わせましたが価格・デザインとも折り合い付かず流れてしまいました。

その後、外構工事第一期の施工業者さんとは5回ほど、他の業者さんとも数回打ち合わせをやりました。

第二期の業者さんとも10回弱の打ち合わせを行いました。

総じて言えるのは、外構業者さんはハウスメーカーよりとても小規模なためか、レスポンスがとてもゆっくりでした。

特に第一期工事をやってくれた業者さんは実質個人経営みたいな感じだったので尚更、第二期工事の見積もり依頼中に他の仕事で手が回らなくなり、そのままフェードアウトされてしまいました。

角地で家が小さい分外構施工面積は広く高くなる

続いて「②外構の施工面積は?」に対する答えです。

我が家があるのは角地です。

郊外で土地が結構大きなこと、家の大きさが小さいこともあり、外構施工面積は30坪くらいあります。

駐車場も余裕でしたし庭も都会ではありえないほど大きいと色々な方から言われてます。

角地というのはなかなか悩みモノで、ブロック塀などで囲う距離が2面分必要となり、1面だけ対処したら良い場合と比べて段違いに増えました。

残りの2面は土地購入時に売主のご好意で対処してくれてて助かりました。

資金計画の外構費用100万円に対して実際かかった費用は3倍以上

多分皆さんが一番知りたいであろう「③(分かる範囲で) 外構の概算見積もりと契約金額の差額は?」に対する答えです。

さて、上に書いた通り住友林業の営業マンから提示された資金計画には外構費用100万円と書いてました。

100万円でホンマにええんか?

って尋ねましたが、一般的な数字だと言われて納得してしまいました。

仕方ない、プロがそう言うんだから信じますよね。

で、結局住友林業緑化から出てきた見積りは資金計画の2.7倍、ここから外構計画の迷走は始まりました。

pertamahouse.hatenablog.jp

悩みに悩んだ末、第一期工事は予算通りの100万円弱、やったことは玄関周りとフェンスをつけるだけでした。

そして迎えた第二期工事は、駐車場や庭、タイルデッキ、そして植栽なども含めて200万円オーバーでした。

つまり第一期と第二期を合わせて300万円を超え、資金計画書に書かれた予算の3倍超えとなりました。

住友林業緑化のお見積りを超えてしまいましたね。

まぁ、それだけお金かけただけあって駐車場入り口のデザインは第一期工事で使った素材に合わせて作ることができましたし、掃き出し窓にはタイルデッキも付けられました。

良い外構業者を見つけられた縁のチカラ

内容的に「④工事は外注 or ハウスメーカー?その理由は?」及び「⑤どうやって業者を探したのか?」「⑥見積もりは何社取り、いつ頃業者を決めたのか?」に対する答えも含んでいます。

まず上にも書きましたが外構工事第一期と第二期の業者さんは別々で、たまたま2社とも良い業者さんに当たることが出来ましたが、その出会いは偶然の要素もありました。

第一期の業者さんは、借りていたアパートの仲介業者さんお抱えの外構業者さんでした。

仲介業者の社長さんとは飲み仲間だったので、住友林業緑化との話が始まったころ、社長のところに外構業者の相談をしたところ自社のお抱え業者さんを紹介してくれました。

家が竣工する頃に別の業者にも声をかけたのですが、価格がこれまでの業者で最も高い見積りでしたので、社長の紹介に従いました。

この時声をかけた業者さんは当時妻が通っていたオフィスの帰り道にあるガーデニング業者さんで、何となく雰囲気が良さそうだったから声をかけたとのことです。

その言葉の通りすごく魅力的なイメージを出してくれたのですが、すごく高いしこちらの要望よりも先方の要望の方が強く反映されそうな雰囲気になってしまい、お断りしました。

入居後半年以上たってから見つけた第二期の業者さんは、妻が近所で捕まえてきました。

たまたま近所の家の庭木の剪定をしている業者さんらしき人がいたので声をかけてみたとのことです。

その時作業していた方は趣味の庭いじりが高じてセカンドライフを庭師として資格を取って働いているという方でした。

残念ながらご本人は重機を持っていない為大規模な造園工事できないとのことでしたが、息子さんが重機をもって外構屋さんをやってるということでご紹介頂きました。

その息子さんの会社の提案が良かったため、第二期工事はこの業者さんに決めました。

サービスやお値引きはあったのか?

こちらは「⑦サービス・値引きはあったか?」に対する答えです。

第一期の業者さんは作業も丁寧でしたが、打ち合わせの段階から色々と良くしてくれました。

業者さんの地元で採れた原木しいたけを桐箱入りでくださったり(貰い物とは言ってましたが。。嘘やん?)これまで仕入経路を持ってなかったYKK APの製品を欲しいと言えば取扱ってくれたりしました。

第二期の業者さんでは、そういうサービスは無かったですね。

もともと予算レベルに見合ってましたが、値引きできる?って軽く聞いたものの一瞬で断られました。

一方で、コロナ感染対策としてどんなに暑くても寒くても家の中に上がっての打ち合わせはしない、職人さんも差し入れを基本的に受け取ってくれない(さすがにアイスだけは食べてくれた)と徹底してました。

結構厳しくガバナンスされていると感じましたね。

そして、出来上がりはその道50年近い土木のプロが我が家に遊びに来た時に絶賛するほどの素晴らしい施工だったということで、これこそがこの会社の最高のサービスと感じました。

また、2社とも支払いについては手付金不要、完成後の振込払いでした。

請求書に振込期日が書いてなかったので、その気になれば延々と支払いを引き延ばすことも出来そうでしたがさすがにそんなことはせずに気持ちよく即日支払いを実行しました。

外構工事は入居前にすませることをオススメします

最後「⑧おすすめの外構工事は何か?」及び「⑨お金があればやりたかった外注工事はあるか?」に対する答えです。

我が家は外構を2分割し、ファサードも駐車場は長い間土のまま放置してました。

なんとか第一期と第二期とも同じ素材を使うことでファサード面から見た雰囲気を統一することができました。

思い返せば1年前我々が入居した際はまだ第一期工事も始まっておらず塀も何もないところにポツンと家が建っているだけでしたのでその気になれば敷地内に入りたい放題でした。

第一期工事が終わって侵入経路を絶てても第二期工事の始まるまでの間は未施工の庭や駐車場エリアでは雨が降ると土が跳ねて外壁は汚れるわ、雑草は生えまくるわ、本当に苦労しました。

なので、外構工事は家が出来上がってすぐに全てを終わらせることをオススメします。

もし十分なお金があれば入居後に気を揉むことなく一気通貫で入居前もしくは入居と同時に外構工事が出来てたはずです。

また第一期の時は手元資金も限られてて時間もなかったので、最優先課題のフェンスは問答無用で安物フェンスしか付けられませんでした。

オシャレフェンスの家を見ると羨ましいと感じます。

今のフェンスもデザイン面で決して悪いわけではないのですが、お金があったらもっといい感じにできたかなぁと感じます。

一方で、第二期は補助金などが返ってきた後だったのでお金も少し余裕があった点、また家が出来上がってから工事を始めたことで現地で実寸を見ながら作ってゆくことができたことがよかったです。

机上の図面を見ながらやるよりも全然進めやすかったです。

でもやっぱり出来上がるまではお金の心配が続いてストレスでしたけどね。

なんとも悲喜こもごもな感じでした。

これまで参加したほかのバトン

今回の外構に関するバトン以外にもバトンに答えてますのでここでご紹介します。

#間取り事情漏洩バトン

こちらはまだ建築前の段階で書いたものですが、ある程度間取りなどの仕様が固まった状態で書いております。

pertamahouse.hatenablog.jp

#家づくり暴露バトン

家づくりにかかった費用を丸裸にしてます。

pertamahouse.hatenablog.jp

#建築先決め手バトン

何故住友林業を選んだのかという理由を書いてます。

pertamahouse.hatenablog.jp

 

改めて見てみると色々とお金の事情などをさらけ出してますね。

住友林業の家ってめっちゃ高そうだと思っている方、意外と庶民的なサラリーマンが無理すれば最低限スペック(けど十分いい家)が手に入るのよ、というご参考にご覧いただけますと幸いです。

 

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