事前知識ゼロで注文住宅に挑む

住友林業で注文住宅を建てました。家づくりの事前勉強もせずに家を建てた記録です。

事前知識ゼロで注文住宅に挑む

はじめての確定申告で住宅ローン減税に失敗した!?

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2021年は愛する我が家を手に入れて初めての年明けとなることは分かっておりましたので、2020年度の確定申告の準備は期間よりも前もってやってました。

住宅ローン関連書類はもちろん、医療費控除用のお金も纏めていたつもりでした。

しかし、仕事での殺人的な忙しさにより年明けから2月いっぱいまではプライベートタイムまで仕事のようなことはやりたくないモードとなり、結局確定申告はほぼ手を付けられず3月になってようやく重い腰を上げたのでした。

ところで、医療費控除については今年からはePark お薬手帳の使い勝手が向上したのでアプリ内で通院にかかった交通費まで含めたデータを残しやすくなりました。

eParkと提携してQRコード発行してくれる調剤薬局ですと、QRコードを読み込むだけで処方箋データがeParkお薬手帳に登録されるので非常に簡単に登録ができます。

ついでに、eParkポイントもたまります。
(今のところeParkポイントって全然使い道が無いんですけどね。)

ちなみに小ネタですが、だいたいどこの医療機関に行っても徒歩100歩圏内に調剤薬局がありますよね。

でも、べつにその100歩で行ける薬局で調剤してもらう必要って無いんですよ。

自分の行きつけの薬局を1カ所作っておいて、どこの病院で処方箋を貰ってもその行きつけで調剤して貰えば、医療費控除の際に入力する薬局の数は1つだけになるので楽になります。

ただ、小規模薬局だと遠方の病院で処方された薬は手持ち在庫が無い場合もあるので、後日引取りになってしまうリスクもあります。

話が脱線しましたので、戻します。

住宅ローン減税申請

サラリーマン家庭で年末調整が有る前提で書きますが、住宅ローン減税を申請するには、住宅を購入した初年度は確定申告が必要です。

2年目以降は年末調整だけで減税可能です。

我が家の場合、住宅ローンの実行は12月ギリギリだったのですが、年明けにはちゃんと借入満額が記載された住宅ローン残高証明が来ました。

その残高証明に加えて家を建てたことを証明する各種証明及び貰った補助金の証明書をもって住宅ローン減税を申請します。

今回私が確定申告を行ったときに必要となった添付書類は以下のものです。

  • 住宅取得資金にかかる借入金の年末残高等証明書(原本)
  • 住宅の売買契約書の写しや工事請負契約書の写し
  • 土地の売買契約書の写し
  • 住宅の登記事項証明書(原本)
  • 土地の登記事項証明書(原本)
  • 所管行政庁(都道府県・市区町村)の長期優良住宅建築等計画の認定通知書の写し
  • 市区町村の住宅用家屋証明書(写し可)又は建築士等の認定長期優良住宅建築証明書

住まい給付金などの補助金を受給した場合は、これら交付を受けた補助金の額を証明する書類も必要になります。

我が家の場合は住まい給付金などの給付は2020年に発生しなかった為、特に受給の報告はしなくて良いとのことでした。

今年恐らく受給するので、その時には報告しなきゃならないのかな?それはまた来年の申告時に確認します。

税務署から再提出要望の手紙

さて、税務署には必要書類を纏めて郵送したのですが、提出から4週間ほどが経過した4月上旬に税務署からの封筒が届きました。

例年は無言で還付金が入ってくるのに手紙が来るなんて、やっぱり住宅ローン減税って額が大きいからかなぁ

なんて言いながら封筒をオープン。

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なんでやねん!

まさかの添付書類不足。。。

それも長期優良の書類って、散々他の申請でも使ってたのに、なんで今回添付忘れてたのだろう。謎です。

とりあえず、コンビニで手許書類を改めてコピーして提出急ぎました。

手許書類、コレジャナイ

改めてコンビニでコピーをした後、ふと気付きました。

税務署からの手紙にある必要書類→認定長期優良住宅建築証明書

今コピーしたやつ→長期優良住宅認定証明書

違うやん!
建てた後の証明がいるやん!
えぇっ?そんな紙どこにおるねん?

得意げに税務署に書類を送らずに良かったです。

コンビニから帰宅後、引渡し書類関係の並んでる書斎の本棚1番下の段を漁りました。

これもちゃうやん?ないやん?ええっ?どれやねん。。

ってゆーか、前に出した書類じゃダメなのかな?
(ダメだから手紙来たんだろうが。)

一か八か、税務署に電話しました。

もしもし?なんかわからないことあったら電話してくれって手紙に書いてたから電話したんだけどさ。この前出した書類じゃダメなの?

あ、別物、違うの?

え、あ、はい。。。
そういう書類、はい確認します。
有難う御座いましたですぅ。

似た名前の書類でも発行者が異なる

税務署に電話したところ、ひとつだけわかりました。

今回不足を指摘された書類の発行者です。

  • 住宅用家屋証明書→市役所
  • 認定長期優良住宅建築証明書→設計士

ということで、うまくいけば前者は市役所でポンポンと入手できるかもしれないと、市役所のホームページに確認してみようとなりました。

すると、予想通り載ってました。

住宅用家屋証明書

ホームページの説明が長ったらしかったので市役所の支所に電話で問い合わせると、証明書発行には添付書類の審査がある為10〜15分かかるとのことですが、即日発行は可能との話でした。

必要書類は建売、中古、そして注文住宅で異なるとのことでしたが、注文住宅で必要となる書類を聞きながら登記書類の入ってい封筒を改めて開いたところ・・・

住宅用家屋証明書、発見!

ごめん、証明書見つかりました!ありがとう。

一生懸命必要書類の説明してくれる役所の方の話を遮り、お礼をして電話を切りました。

ほっと一安心して喜んだところで思い出しました、そういや登記書類が送られてきたときに「今後必要になると思うので」といくつか書類のコピーも同封されていたことを。

まさか、と思って探ると、そのまさかでした。

住宅用家屋証明書のコピーを2通同封してくれていました!

有難う、司法書士事務所さん!

登記手数料って高いなぁと思いましたが、高い手数料払った甲斐有りましたよ。
(単細胞的発想ですね。)

と、いうことで住宅用家屋証明書のコピーを封筒に入れて、ポストに投げて完了です。

さあ、税金よ、我が元へとガッポリ返ってきたまへ〜!!

反省点

今回の騒動における反省点は2点あります。

1点目は、長期優良住宅関連書類ばかりに気を取られていたこと。

2点目は、司法書士事務所からの封筒の存在を忘れて住友林業から渡された書類ばかりを探していたことです。

目線が非常に狭くなってしまっていましたね。

疑問点

一方で、疑問が一つ残ります。

それは、認定長期優良住宅建築証明書は結局発行されたのかという点です。

建築士が発行するということは、住友林業が発行するべきものですが、手許の引渡し書類には見当たりません。

住宅用家屋証明書が発行されたため、使用用途から不要であると判断されたものなのか。

よくわからないけど、取り敢えずお金が返ってくるのなら何でもいいや、と思います。

 

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