事前知識ゼロで注文住宅に挑む

住友林業で注文住宅を建てました。家づくりの事前勉強もせずに家を建てた記録です。

事前知識ゼロで注文住宅に挑む

住友林業の吸気口フィルターは楽天やAmazonで安く買えるのか?

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住友林業の家に住んで1年ほど、そろそろ真面目にメンテナンスをしないとイイ家も台無しになりそうです。

引渡しの際には快適住まいのABCというメンテナンス読本を手交されたのですが、最初にチラッと見たきり全く読んでません。

完全にダメ施主です。

いよいよ1年点検が近づいていて、このまま何もメンテナンスも何もしていないとアフターさんの印象も悪くなりそうですので、真面目に最低限のメンテナンスはしておこうと思い始めました。

吸気口フィルターは定期交換部品

さてメンテナンスの第一歩として話題になるのが吸気口フィルターです。

住友林業では一般的には第三種換気システムを採用しており、これは家の中の空気を換気扇で吸い出し室内を負圧にすることで、外気を自然吸気するシステムです。

外気をそのまま取り込むので夏は暑く冬は冷たい空気が室内に取り込まれるシステムであり、高気密高断熱界隈の方々からは寒い家のシンボルのように扱われているシステムです。

高気密高断熱界隈で一般的なのは第一種換気システムで、こちらは第三種同様排気側が機械でコントロールされる点に加えて吸気側の空気を機械的に室内に取り込む形となります。

吸気側に熱交換器をもたせることで取り込む空気を室温に合わせることができ、その結果真夏や真冬も室温が外気温に左右されにくくなる一方で、24時間365日エアコンが動いているようなものとなりますので、設備導入及び運転時には第三種に比べてコストが掛かります。

さて、第三種換気システムは外気を吸い込むシステムと申し上げましたが、外気をそのまま室内に取り込むと、温度以外にも色々と不具合があります。

例えば車の排気ガス、花粉、砂埃などが部屋に入ってくると、家に取り込んだ空気によってたちまち家の中が汚くなってしまいますよね。

また、換気のために家の外と内を繋ぐ穴が空いていますので、そこから虫をはじめ様々な招かざる客がやってくることもあります。

それらを侵入させず、キレイな空気のみを室内に取り込む為のバリアのような存在が、吸気口フィルターです。

なお、排気口は室内の空気を吐き出すだけなので、特にフィルターは付いていません。

外からの汚れを受け止める吸気口フィルターですので、もちろん使っていると汚れます。

常に室内に向かって空気を吸い込んでいますので、凄い勢いで汚れ、酷いと目詰まりする可能性すらあります。

従い、定期的に掃除をしてあげる必要があり、もし汚れが取れなくなったら交換してあげる必要があります。

車のエアフィルターと一緒ですね。

目安は3ヶ月毎のフィルター掃除、半年~1年ごとの交換と言われています。

我が家の吸気口フィルター

住友林業の吸気口にはいくつかの種類があるようです。

詳しい選び方は以下の住友林業オーナーズサイト、Club Forestページを御参照ください。

このチャートに従うと、我が家は新天井付き丸型吸気口SRV32Gタイプであることがわかりました。

使用するフィルターもKN-FKK型(81φ)であることが確認できました。

花粉フィルターにするか、花粉+アレルゲン対応のアレルフィルターにするかはユーザーの好みで選べますが、価格差僅かなのでアレルフィルターを選んだ方が良いかなと感じました。

花粉フィルターとアレルフィルターを選べる点では、車のエアコンフィルターのような感じがします。

画像で判断する限りではフィルターのメッシュは車の方が断然細かそうですけどね。

フィルター掃除してみた

実は、今の家に住み始めて半年弱のゴールデンウィークごろに1回フィルターを外して掃除をしたことがあります。

まだ新しいかったので、フィルターを変える必要なく清掃だけで十分でした。

初回作業だったこともあり、付外し、掃除の手順やフィルター自体ははどのようなものがついているのかを確かめることが主な目的でした。

さて、その時に外した汚れきったフィルターがこちらです。

(汚いフィルターの画像出てきますよ〜)

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見事に緑色のフィルターが黒くなってますね。
(この際、フィルター色が緑色なので工場組付品はアレルフィルターであることもわかりました。)

フィルターの繊維は結構荒めの印象で、特にオイルなどで吸着させるようにできているわけでもなく、クイックルワイパーのように絡めとるようなイメージですね。

この黒くなっている部分を掃除機で吸い込んで掃除してみましたとこほ、結構黒ずみが取れました。

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個人的には室内側も結構黒ずんでいたので、汚染物質がフィルターを通過して室内に流入している感が有ります。

フィルターを触った感じでは結構荒い繊維ですので、粒度のより細かい不織布などで室内側のみを追加で覆った方がダブルフィルター効果で清浄力が上がるように感じます。(流量およびライフへの影響は考慮せず。)

住友林業さん、ぜひ2層フィルターの新規設定を考えてください。吸気口本体の変更不要、フィルターのみ変更で大丈夫です。

生憎そのような不織布も手元には用意しておらず、とりあえず清掃済みのもとのフィルターを元通り吸気口に付け直しました。

そして、次回掃除する時はフィルター交換しよう、たぶんお盆休みに交換したらイイ頃合いのはずだ、と言ってたもののお盆休みにはフィルターに見向きもしなかったズボラマンはワタシです。

楽天やAmazonにはフィルターは売っているのか?

さて、交換用フィルターをClub forestで買おうとしているときに、ふと思いました。

これって、この品番を楽天やAmazonで検索したら出てこないかな?と。

と、いうのもClub Forestでの価格を見て、

送料かかるのが嫌だなぁ。
まてよ。。。
ひょっとしたら正規ルートで買うよりも安く買う方法があるかもしれない!

と思ってしまったからです。

早速楽天やAmazonなどでフィルターの品番を入れて探ってみました。

結果、その品番そのものはヒットしませんでした。

市販品フィルターの設定は無いのか?

しかし、これだけでは諦めがつかなくなりました。

住友林業の場合、メーカー品番から住友林業品番に置き換えられている可能性があると考えたワタシは次の作戦に出ることとしました。

吸気口メーカーのWebサイトを開き、純正同等の商品を探しました。

しかし、旧タイプ用フィルターの同等品は見つかれども我が家の使っている新タイプは見つかりませんでした。

更にgoogleに品番を入れたところ、ついに81φの市販品がヒットしました!

そこで見つけた品番をもとにさらに検索を続けた結果、吸気口のメーカー純正品、おそらくClub Forestで売られているものと同じもの(だけど品番は別品番になっている)も見つかりました。

結局Club Forestから購入

市販品番も見つけましたが、結局最終的にはClub Forestからの購入としました。

その理由は価格です。

Club Forestで買う方が吸気口メーカーの正規販売代理店で買うよりも格段に安く、更に非純正品を買うよりもClub Forestの純正品の方が安いです。

住友林業はエポスカードと提携していた為、手元にある20代のころマルイで買い物しまくっていた時代に作ったエポスカードで簡単に決済できました。

住友林業オーナーはそれだけでエポスカードの優待有るので作った方が良いと思いますよ。

永年ポイントだし年会費無料だしデザイン落ち着いたゴールドカードだし、なにより貯まりまくったエポスポイントをClub Forestでの買い物に充てることができます。

住友林業の家に住む以上Club Forestでの買い物は避けて通れないので、エポスカードはお勧めです。

商品到着・開封の儀

注文してすぐに商品が届きました。

商品の貼付け票を見て、発送元が住友林業本社の住所になっていることに驚きました。

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まぁ確かに考えればそうなんですが、そうくるか、と。

そして中身はこちらです。

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まぁ、普通ですね。

住友林業品番でClub Forestの宣伝が入ってますが、小さくメーカー品番も入っていますね。

やっぱり新品は美しいです。

と、いうことで気合を入れて交換します。
(今度室内用の脚立買おう。。。)

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