事前知識ゼロで注文住宅に挑む

住友林業で注文住宅を建てました。家づくりの事前勉強もせずに家を建てた記録です。

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床暖房施工の秘密を明かします

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最近めっきり寒くなってきたので、いよいよ我が家も床暖房の施工となりました。

いや、寒さは関係ありません。

工程的にちょうど寒くなった頃合いに床暖房の取付となったのです。

2階床暖房の構造

では、我が家の2階リビング・ダイニングへの床暖房施工について書いてゆきます。

2階床下のレイヤーは、以下の通りとなります。

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施工の流れは下側から順番になります。

最近までの施工状態

上棟の際に1枚目の構造用合板が敷かれました。

1ヶ月ほどずーっとこの合板が2階の床だったのですが、床暖房施工日程が近づき、次の層を急ピッチで作り始めました。

着工七十九日目(下地ボード敷設)

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天井や壁にも使われている石膏ボードですが、その倍近い質量の石膏ボード(上写真の灰色のもの)が、合板の上に敷かれました。

大工さんに持ってみなさいと言われて持ち上げると、ホントめちゃくちゃ重たかったです。

大工さんはスーパーハードと呼んでいましたが、重いだけあって普通の石膏ボードよりも相当硬いのでしょう。

石膏ボードの上に床暖房が置かれるのですが、我が家は床全体に床暖房が敷設されるのではなくリビング・ダイニングの一部にのみ床暖房が敷設されるのみです。

なので、床暖房が敷設されていない場所は床暖房と同じ高さにまで高さを合わせる必要があります。

その為に敷かれたのがスーパーハードの上に載せられた合板です。

床暖房施工の際には、床暖房の入る部分だけ最上段の合板をくり抜き、穴の部分に床暖房がはいります。

逆の発想ですね。

着工八十二日目(床暖房取付後)

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現場を見に行くと、この様になってました。

実は上の方で偉そうに「合板をくり抜き」なんて書いてますが、これを見た時点ではくり抜く発想など起こっておらず「この銀色のやつが床暖房なのかなぁ、あんまりポコっと出てないなぁ」なんて思っていたのです。

そんなバカなことを大工さんに伝えると、これは養生で本体と違うぞ、と養生をペラッとめくって説明してくれました。

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この銀色のものが床暖房で、僅かに見える細い管を温水が流れるらしいです。

そして、この床暖房の上にフローリングが敷かれます。

フローリングは既に別室に立てかけられて敷かれるのを今か今かと待ってますが、大工さん曰く建具の方が先に付けられるのでフローリングの出番はもう少し後になりそうです。

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しかし、1枚フローリング材を持って来て合わせてくれました。

フローリングを敷く時は写真の緑色の所に合わせて固定するらしいです。

書斎にも床暖房が有って良かったかも

これは今更ながら思う事です。

ニューノーマルな暮らしで在宅勤務がここまで恒常化するとは間取り作成時には思いもよりませんでした。

なので床暖房はあくまでも最も長時間滞在しているであろうリビングダイニングにのみ設置したのですが、このまま冬を迎えると新居で在宅勤務継続、底冷え対策の床暖房が有れば良かったなぁと思う次第です。

もっとも狭い部屋なのでエアコンかハロゲンヒーターあたりでも良いでしょうが、エネファームを使うのでパソコンを動かす電気くらいは創電できる機会が増えたでしょうね。
(在宅勤務になってから地味に電気代が高くなってます。)

 

次回
→建具装着始まります。

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