寒くなってきたので近所の自動販売機にホットドリンクが並び始めました。
そこで、最近の大工さんへの差し入れはホットの缶コーヒーやお茶を休み時間をにらみながら差し入れるようにしています。
やっぱり夏場に冷たいもの差し入れる方が頭使わなくていいので楽ですね。
さて、着工から100日を超えてきて進捗はゆっくりになっていますが、ここ1週間の進捗は、見上げる場所で進んで行きました。
足場が外れた
まずは家の外側の話です。
家を覆っていた足場が外れてシーサンドコートの外壁が姿を現しました。
心配していた塗りムラは特に気にならないので大丈夫でしょう。
ネット上では暗い色を塗ってる人の中には塗りムラで足場の形が外壁に浮き出てしまうことがあるらしいです。
私に付いていた住友林業の営業マンや設計さんは濃い色はやめておけと強く言ってくれたので、後悔せずに済みました。
ところで、この外壁色って何色と言えばいいのでしょうか?灰色?茶色?
ハーモシーリング施工
リビングの折下げ部分に、住友林業非公式三種の神器のひとつ、ハーモシーリングが入りました。
ハーモシーリング自体は南海プライムウッド社の製品です。
下から見上げたら結構いい木目だなぁと感じるのですが、断面を見たら結構ペラペラでした。
実は足下ではフローリングの挽板施工の準備も進んでいましたので、床材とハーモシーリングではその木の厚み・重厚感が全く違うと解ってしまい、少しガッカリしました。
出来るのかわかりませんが、無垢材をそのまま天井に貼るのが最高の贅沢でしょうね。
折下げ部分の立ち上がり処理は?
一緒に見ていた妻の一言がプチトラブルの幕開けでした。
このハーモシーリングの上の部分、下側から連続した感じで板を貼るのでしょうか。
大工さんいわく、別に板を貼るなどの指示は何も出てないとのこと。
ってことは、ここに付くのは普通の白い壁紙!?マジ?そんな話聞いてないぞ?
でも逆に何にするかという話をした記憶もない。
ハーモシーリング使うって決めたの半年以上前のことだから忘れているだけかもしれないけど。
狼狽する我々、大工さんも困ってました。
住友林業の生産さんに電話してみようとしましたが、この時は繋がらず。
とりあえずいったん現場を離れて生産さんの回答を待つこととしました。
その間に折下げ天井の立ち上がり部分につき、①パース画像確認、②ネット上で見られる写真から普通はどうなっているのか確認を行いました。
パース画像確認
手元にある着工合意近辺のハーモシーリングの画像を見つけたので確認してみました。
すると、立ち上がり部分は黒っぽい色になっていました。
少なくとも普通の壁紙の白色とは異なります。
少し自信が持てました。
ネット上の画像
続いてスマホで折下げ天井の画像を漁ってみました。
いくつもの折下げ部分が木調になっている画像が出てきました。
そのいずれも、折下げ部分が木目調だと、立ち上がり部分も木目調になっていました。
ということは、立ち上がり部分も木目調になるべきでは?との思いがますます強くなりました。
生産さんの回答
漸く電話がつながり話を聞くと、木目調のシートを横方向に貼るとのことでした。
木の板を貼ることもできるのですが、長さが結構あるため、板の継ぎ目が出てしまい美しくないのだとか。
ハーモシーリングからまっすぐ縦方向に貼ることはできないのですか?
うーん、できなくはないと思いますが、今までやったことないですね。こういう場合、基本的には横向きに木目を出すので。
と、いうことでとりあえずは横向きでやってもらうことにしました。
ただ、こんな話は着工合意前に聞いた記憶がありません。
ハーモシーリングの上にライン照明を入れて間接照明にするかどうかは聞かれた記憶があるのですけどね。
(掃除が大変なので断りました。)
後日談(完成後の様子)
さて、木目調のシートを横方向に貼った結果どうなったのか?
結論から言うとメチャメチャ良くなりました。
全く違和感がありません。
以下の完成後のWEB内覧会を是非ご覧ください。
次回、大工さんとのお別れです。
【関連記事】