住友林業に土地探しを依頼して以降、幾つかの土地を紹介してもらっていました。
近所に有る旧家屋を取り壊した更地、こちらは長方形で広さも平屋も検討できるほど十分にありましたが、隣家の前面道路が4mもなく、また急な坂道になっていることから購入を見送りしました。
ある日は住友林業も参画しているニュータウンプロジェクトを見せてもらいました。
こちらは街の雰囲気が好みじゃない点、土地代も予算を大きく超えるため見送りしました。
そのうちにドタバタと忘年会ラッシュで遊びまくっていました。
社長の土地もまだ保留扱いにしていたので、社長とも夫婦合同忘年会で大暴れをしたのでした。
突如現れた近所の土地
年が明けて令和2年の1月某日、家の近所を歩いていると売土地の看板を見つけました。
そこは社長の土地のすぐ近く、ですが直前まで駐車場として使われていた平坦な土地でした。
もちろんクセがない分値段もいい値段になるのだと思いました。
が、どこにも値段の情報がありません。
電話するしかない。。。
誰かが言っていた言葉を思い出しました。
「100%気に入った土地なんて出てこないですよ。8割がた気に入った土地は手を付けるべきです。ましてや土地は同じ物が2つとして出てきません、早い者勝ちです。」
それでも数日間電話を掛ける勇気は出ませんでした。
仕事の忙しさで忘れていたテイで、電話できずにいました。
が、仕事帰りにバス停から家までとぼとぼ歩きながら、意を決して電話を掛けました。
「あの~xx町の土地の看板を見て電話したんですけど~。。。」と恐る恐る尋ねると、元気のいい声で「まだ売り出したばっかりで不動産屋さんにも紹介していないんですよ。ちょうどチラシ出来上がったところなのでメールしますね。」という返事でした。
早速届いたメールを住友林業の営業マンにも転送しました。
ぶっちゃけこの土地どうよ?
私も現地を早速見てきました。こんなこと滅多に言いませんけど、価格も良心的で買いです!こんないい土地ないですよ!詳しい話をしたいので近日中にお会いしましょう!!
えらい前のめりな返事が来たので我が家にやってきた営業マンと話しました。
社長の所の調査結果がほとんど出まして、まだ調査書にはまとめられていないんですけど、クセが強すぎて地盤改良だけでウン千万かかります。
あと、土砂災害警戒区域にも引っ掛かってます。
今回の土地は元駐車場と言う事なので、地盤も結構しっかりしてると思いますので、地盤改良の必要性は小さいと思いますよ。
そうこうしているうちに、土地仲介の不動産屋から「先日も立て看板を見たという連絡が来ました。特に何か話が進んでいるわけではありませんが。。。」という情報が。
後々考えると、これって不動産系営業マンの常套句であり、本当にそんな連絡があったのかどうかわかりません。
が、ウジウジ悩んでいる自分の 背中を押すには十分な一言でした。
もう、手を付けるしかありません。
買います。。。詳しいことは住友林業の営業マンを通じてお願いします。
ここまできたらもう、止められません。
マジで、ガチで、住友林業で家を建てることになりました。
何故土地の取引も住友林業に依頼したのか
この時点では住友林業と本契約していませんでした。
土地も自力で探してきたものなので、住友林業に土地関係の話をわざわざ依頼する必要はありません。
しかし、腹の中ではすでに住友林業に一本化していましたし、自分自身が土地の話をきれいにまとめられる自信はありませんでした。
したがって住友林業に間に入ってもらった方が安心安全であろうという目論見でした。