住友林業との本契約を終えてからもぼけーっとしたまま、いよいよ土地購入手続きの日がやって来ました。
ちょっと待って、土地購入で初めて実印が必要となるけど作成忘れてた・・・
ホントにぼけーっとしてます。
近所のホームセンターで作ってもらい、ギリギリなんとか前日の仕上がり、何とかなりました。。。
土地購入手続き
ピッカピカの実印と土地の手付金を手に、電車を乗り継いで揺られること1時間。
なんでこんなド田舎に来たかと言うと、土地の購入手続きの為です。
なんでも仲介業者がこんな奥地にあるとのことで、仕方がありません。
土地の仲介業者とのコミュニケーションの間に入ってもらっていた住友林業の営業マンは別の仕事があり遅れて到着する予定とのこと。
(住まい博で新たな獲物を落とすべくジワジワと狙っている模様。)
営業マンにも見放されて益々不安な道中です。
夕方、初めて降りる駅から少し歩き、辿り着いた仲介業者の不動産屋さんの建物はもちろん見たことのない建物、完全アウェーの不動産屋のビルの中で、土地の購入手続きが始まりました。
仲介契約
売主はまだ到着しておらず、まずは仲介業者と飼い主の私の間での契約が始まります。
小難しくて分厚い書類を前に、我が社はァ、この土地はァと説明を受けます。
土地に関する規制、周辺道路の扱い、また道路供出地などなど新しい情報が洪水のようにインプットされます。
緊張で頭真っ白のまま、難しい話をされて言われている言葉は理解しているけど内容は分かってない状態のまま仲介契約が進みます。
震える手で自署し、光り輝く実印を初めて押した瞬間でした。(手汗すごい。。)
売買契約
そのうち売主が登場しました。
売主も地場の不動産業者とのことで、いかついプロが相手です。
益々小さくなりながら、先ほどの仲介契約の際と同じような文章の売買契約を読み、調印しました。
手付金を現金で渡して、あっけなく解散となりました。
この重要な局面ですが、頭真っ白でほとんど覚えていません。
住友林業はただの空気
途中から住友林業の営業マンも到着して居ましたが、彼は打ち合わせテーブルから少し離れた場所に座っているだけでした。
仲介業者が売主、買主両方から仲介手数料を貰える両手取引を望んだため、住友林業はこの取引の部外者となったのです。
実質的にはこの日のセッティングなどを手伝ってもらっていたのですが、契約上表に出てこれないので住友林業は完全なボランティア的存在になってしまいました。
住友林業営業マンが土地の売買契約完了を見届けた後、確認事項として水道、ガスの引き込み確約、売れ残りの隣地との境界の扱いを売主との間で確定させた後は、この不動産屋の事務所の一角を借りて家のプラン打ち合わせとなりました。
土地購入手続き後
これで、今回購入した土地での契約が確実となりましたが、打ち合わせ自体は前回から引き続きプラン関係の要望を伝えました。(もちろん設計士さんは不在でしたが。)
駐車場の位置が気に入らん、玄関周りの動線が気に入らん、下駄箱は玄関で框から手を伸ばして届くのが普通だろなどなど・・・まだまだ家のプランが固まりません。
1時間ほど煮え切らない議論の後、営業マンと一緒に電車に揺られて帰宅となりました。
営業マンとの間の距離が微妙で、なんとも言えない空気が流れるひと時でした。
数日後、手付した土地の前を通ると、予約済と看板に書いてありました。
段々とそこが自分の土地(予定)なのだという実感が湧いてきたのでした。