事前知識ゼロで注文住宅に挑む

住友林業で注文住宅を建てました。家づくりの事前勉強もせずに家を建てた記録です。

事前知識ゼロで注文住宅に挑む

2階リビングにした我が家のスッキリ洗濯動線

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何度か書いていますが我が家は2階にリビングを、そして1階に寝室やお風呂、洗面所などを配置しています。

いつも仲良くさせていただいているあんぱんママさんのファミリークローゼットに関する記事を見ていて、子供たちに自分自身の洗濯物を2階の寝室まで運ぶよう習慣づけさせているという表現を読んだ際に、我が家が一般の2階建て住宅とは洗濯動線が違うのだと気がつきました。

洗濯機は1階にあり

我が家の洗濯機は洗面台の横に有ります。

下の写真は生活感のたっぷりある写真ですが、我が家の洗濯機置き場です。

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洗濯機は洗面台の隣

2人しか住んでいない狭い家なので、お風呂の脱衣所も洗面室も洗濯室もぜんぶ兼ねている広さたった2帖ほどの空間です。

洗濯機はアパート時代から使っている縦型の8kgタイプで、夏場なら毎日回すとかなりスカスカですが冬場にはちょうど1日に1回洗濯するのに余裕がちょうど良いくらいの大きさです。

だいたい午前中に洗濯機を回して、その間は在宅ワークをやって、洗濯機が一仕事終えたあたりで中座して干して、という感じです。

問題は、2階のリビングや書斎には扉を開け広げていないと洗濯機の回る音、終了アラーム音など一切が聞こえませんので、仕事に集中してると洗濯の存在を忘れることです。

家の中ですら音があまり聞こえませんので、屋外も全然響いてないと思いますから、夜間に洗濯機を使うことも全く気になりません。

干す場所は庭のデッキ上

洗濯が終わると纏めて同じ1階の寝室に持っていきます。

歩数にして10歩程度でしょうか。

寝室の掃き出し窓からは庭のデッキに出られる・・・予定なのですがまだデッキが出来上がってません。

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寝室の掃き出し窓

外壁には物干し竿をかけられるようにホスクリーンが付いており、長さ4mの物干し竿を2本掛けています。

アパートの頃は3mの物干し竿でしたので、1m長くなり一度に多くの洗濯物や、ダブルサイズのタオルケットなどの大判な洗濯物を楽に干せるようになりました。

雨上がりなどで洗濯機の容量いっぱいを2回分干す場合にのみ少し干す場所が足りなくなる程度で、通常時は十二分な広さです。

干す時はデッキがまだ無いので少し窮屈ですが、室内から身を乗り出して干しています。

早く外構工事でデッキが出来上がって欲しいです。

デッキが出来上がれば洗濯物干しが非常に楽になると考えています。

ファミリークローゼットは寝室の横

ファミリークローゼットといってもたった2人のファミリーですから寝室横に2人分の服を収納できるクローゼットをつくりました。

最初は扉で仕切らない提案を受けていたのですが、早朝の出勤時などひとりが寝ててももうひとりが気兼ねなくクローゼット内で着替えることができるように扉を加えてもらいました。

結果は目論見通りで我ながらナイスプレーだったと思います。

以下はクローゼットの図面ですが、自分がクローゼット内で着替えているときの行動範囲を考えると、実質的には1マスくらいあれば十分着替えができると感じます。

引き戸にしたことで中で着替えをする際に扉の可動範囲を気にしなくて良かったのは、設計さんのナイスプレーだったと感じます。

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WIC図面とハンガーパイプの長さ(実測)

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入居前のクローゼット内

基本的にシャツなどはハンガーにかけたまま外に干す→乾いたらそのままクローゼットのポールに引っ掛けるをコンセプトにしています。

実際のパイプのかけ方は図面と若干異なる部分が有りますが、上図赤字で書いているのがハンガーパイプの長さです。

図面上で1,480mmのパイプは冬服コートなどシーズンオフの服などがストックされてる低流動エリア、2,300mmの長手の方にスーツやワタシの服、1,015mmには妻の服をかけてます。

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ウォークインクローゼット内の服

服の枚数が少ないこともあり、これで十分です。

ハンガーパイプの上にはボストンバッグや布団、カッターシャツのストックなど、下には下着などを入れる引き出しを幾つか置いています。

衣替えの際にプラスチックケースにシーズンオフの服を収納したのですが、この部屋に入りきらなかったため一部が別室の押し入れに入っています。

ハンガーパイプのシーズンオフ服のゾーンに1年間全く着ていない服が掛かってたり、カバンなどの収納方法全然汚い置き方になっており無駄に使えていないスペースが多く、これらの整理整頓をしっかりすることで別室の押し入れからシーズンではない服をこの部屋に移せるようになるかもしれません。

このようにまだまだ収納の最適化が出来てないので長い年月をかけて最適化していきたいです。(つまり、面倒だからすぐにやる気はない。)

2階に持って上がる洗濯物

1階に服を収納するし、お風呂関係のタオルなども1階が収納先ですが、2階に生活のメインエリアがあるので2階に持って上がる洗濯物も有ります。

キッチンで使うタオルやふきん類、そして2階にもトイレが有りますので手洗い用のタオルです。

他に持って上がるものも無いので片手でちょろっと持って行くだけで終わりです。

これは、洗濯物を毎回持って上がることに比べたら相当な負荷の削減につながっていると思いますよ。

部屋干しする時も1階

先ほど外干しと書きましたが、雨の日は来客用の部屋で部屋干ししています。

来客用の部屋は我々の寝室の斜め向かいにあるので、やはり洗濯機と同じ1階です。

雨の日前提なので南向きである必要もないため、直射日光が一切入らないこの部屋にホスクリーンを設置してます。

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ホスクリーンのある部屋

我が家のホスクリーンは棒を付けるか外すタイプで昇降タイプは選択しませんでした。

滅多に来客も来ないですし、気にする来客はいませんが、気になるときはホスクリーンを外すこともできますからね。

正直、建てる時は上げ下げする必要性なんかないだろう、どうせ常時垂れ下げたまんまだろうしと思っていましたが、見事に垂れ下がったまま、写真の形で常設してます。

でも、昇降させたいシーンがゼロではなかったので、昇降タイプのホスクリーンホシ姫様を使う方法も今となってはアリだと感じますね。

タオルなどを干すにはこれだけでは足りないので、床置きタイプのタオルハンガーも併用しています。

我が家のものは海外在住時に買ったものですが、以下のイメージのようなものです。

そして、エアコンと除湿器を併用して部屋いっぱいに配置した洗濯物を乾かしています。

最初のころは冬でしたので除湿器を使わずにエアコンの風だけで乾かせていたのですが、梅雨時になるとエアコンの風では太刀打ちできず、急遽こちらの除湿器を買って併用するようになりました。

除湿器は水捨てが発生しますが、水を捨てるのは洗濯機の横の洗面台で出来ますので、やっぱり大して歩く必要がありません。

建坪28坪のコンパクトハウスですからね、家事動線も掃除する範囲も小さくて済むのは小さい家の利点です。

アイロン掛けも1階

会社に行くときはスーツなので、シャツを洗った時にはアイロン掛けもする必要があります。

妻はアイロン掛けが大嫌いなので、ほぼ必ず自分のシャツは自分でアイロン掛けしてます。

アイロンがけをする場所は、先ほど部屋干しで紹介した部屋です。

そう、この部屋は客間であると同時に家事室になっているのです。

何しろお客さんが止まりに来ることなど1年間に10日もありません。

そのために1部屋も用意するのは無駄ですが、家事を行うためのスペースとして活用することで、この部屋の使用頻度が上がります。

ホスクリーン、タオルハンガーはもちろんアイロンやアイロン台なども折りたたんだりして簡単に撤去できますので、お客さんが来るときの邪魔にはなりません。

普段はホスクリーンが掛かってますので、複数枚のアイロン掛けをするときは作業前の服、作業後の服ともホスクリーンに掛けて、アイロン作業完了後に簡単に片づけた上でまとめて寝室のクローゼットに持っていてハンガーパイプに掛ければ完了です。

これもまた非常に効率的だと思いますね。

1階で洗濯動線の完結する家、いかがでしたでしょうか。

2階リビングにすることのメリットがひとつ伝わればうれしいです。

 

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