New normal、日本語では新しい日常という名前の全く日常じゃない異常な生活が始まってからもう何ヶ月でしょうか。
お盆、お正月もどこか変に気が張っていて、もうすぐ梅の季節だというのに心は少しも晴れやかとはなりません。
今回は、家づくりのことから少し離れて、疲れ切った心とカラダの癒しの話です。
皆さん、いろいろと疲れてませんか?
カラダの疲れだけじゃなく、アタマやココロが疲れてませんか?
私の勝手なイメージですが、家づくりのブログを読む方って、ものすご〜く真面目に家づくりのことを考えてて、色々と考えを巡らせてる方が多いように感じてます。
改めて問います。貴方は心身ともに余裕ありますか?
忙殺された1月の我が身
個人的な状況ですが、年明けからこれまで同僚がやっていた仕事が急にまるまる私に全部のっかってきました。
コロナ禍以降これまで仕事やってますアピール程度にしか残業をやってこなかったのが、いきなり労働基準法的に危ないラインにさしかかるペースで残業だらけになってしまいました。
若い頃はこの程度の残業は余裕でこなせていたのですが、ここ数年ほど働き方が緩くなってた上に私自身が少しオジサンになってしまった為か、この忙殺的な日々が始まって1週間もしないうちに心の余裕がなくなってしまいました。
正確には2日目にはこの仕事を渡してきた前任者に対してブチ切れてました。
在宅勤務の日々の楽しみ
さらに悪いことに、今は在宅勤務なので朝から晩まで家に缶詰となり、仕事が終わった頃には外は真っ暗で寒くて気軽に歩き回ることもできません。
もしこれが以前のように毎日通勤で歩いたり電車に揺られたりしながら太陽を浴びたり足を動かしたりしていたら、会社で同僚や上司の顔を見て会話していたら、少しは気分も晴れてたでしょう。
在宅勤務中の楽しみは、電話くらいなんですよねぇ。たとえ相手が上司でも、ここぞとばかりに話をして寂しさを紛らわしてます。
気持ちが切れた日
さて、そんな私ですが1月の最終営業日は珍しく昼から会社に行ってました。
この日は少し出勤人数も多く、色々な人と久しぶりに顔を合わせて語り合うことができました。
笑い話も多くあり、少し年下の同僚が顔を真っ赤にして笑う姿を少しカワイイとすら思えるほど、人との触れ合いに飢えていたのでしょう。
しかし、夕方になり、ひとりまたひとりと周囲の人が帰り始め、その中で相変わらず月末〆切の案件を中心に忙殺されてる自分自身。。。
ある程度めどがついたところで、諦めました。
そして会社を飛び出し、寒空の下を駅に向かって歩きながら見つけたお店に吸い込まれました。
解される心とカラダ
いかがわしさのかけらも無い普通のマッサージ店。
いや、たぶん相手は無資格なのでリラクゼーション店と言ったほうが正しいでしょう。
促されるまま足をお湯に入れ、足裏を揉まれていくと、急に張り詰めていた気持ちが解れるのがわかりました。
足を揉まれるまで、自分がそんなに張り詰めていたことなど全然気がついてませんでした。
そして、急にお腹が空いてきました。
よく考えれば普段なら晩ごはんの時間です。
空腹に気づかぬほど切羽詰まってたのでしょう。
足を揉まれ、頭を揉まれていると、自分のいびきで目が覚めました。
そういえばここ最近は寝ても全然眠れた感がありませんでした。
ようやく憑き物が取れたように心穏やかになれたのです。
ひととおり体も心も揉みほぐされ、お店を出る時に言われました。
「来た時よりだいぶ目の周りが明るくなりましたよ。」
その言葉通り、ホントに視界良好となりました。
お店を出ると、冷たい北風が吹いていましたがあまり気にならないほどカラダがポカポカになっていました。
頭の中もスッキリ、体もあちらもこちらも悲鳴を上げていたのが一転、スッキリしました。
疲れている人に本気でオススメ
最近塞ぎ込んでいる方が多いのか、朝の電車が止まる日も増えてるように感じます。
知らず知らずのうちに気持ちの余裕無くなってませんか?
そんな時は、1時間でいいので揉まれてみましょう。
他人の手でカラダに触れてもらうことは、幸せホルモンの分泌に繋がるという話もあります。
1時間、全てを忘れて揉まれましょう。
ほんの少しだけでも気持ちに余裕を作ってあげて、日常を乗り切りましょう。