12月上旬に入居から1周年を迎えました。
早いような長かったような、けど引渡しの頃の記憶はだいぶ消えてるからやっぱり色々あった1年だったのだろうなぁと思います。
正直、私が1周年だよーと当日伝えるまで妻は気づいてませんでした(笑)
感慨深いようで、結構あっさりとした気分でもあります。
もはや今の暮らしが日常となってしまい、家のことひとつひとつについて感動も発生しなくなりました。
ただひとつ言えるのは、幸か不幸か在宅勤務が当面継続となってる中で、アパート生活の頃と比べて格段に仕事する環境になったことだけは確かです。
今から考えると、ダイニングテーブルの上にパソコンを置いてよく仕事やってたなぁと思いますね。
そんな感じでこの1年で変わったことなどを無理矢理思い出して見たのが今回の記事です。
- 広々とした玄関は臭いがこもらない
- ウォルナット床の変色
- 引き戸が吊り戸なので床掃除が楽
- キッチンに立つようになった
- 食洗器を使うようになった
- 玄関にコート掛けが欲しくなった
- でっかいクリスマスツリーを飾れるようになった
- 庭の霜柱に驚きと感動
- 傷が付いても大して気にしなくなった
広々とした玄関は臭いがこもらない
我が家は玄関をかなり広く作ってます。
アパートの時は玄関土間に2人並ぶこともままならないほど狭かったのですが、今は何人でも並ぶことができる広さです。
アパートのころの悩みの一つが、玄関に臭いがこもることでした。
東向きの玄関だったため、朝は玄関ドアーが朝日で熱くなり、それにより玄関の臭いがモワァァァンと狭い空間に充満していたため、他人を家に呼ぶこともあまりやりたくない気分でした。
それが一転、広々とした空間に更にエコカラットの壁の効果でしょうか、全然嫌な臭いを感じません。
逆に初めて我が家に来た友人は、「木のいい匂いがする」と玄関で言ったほどです。
この写真の奥側に見えるエコカラット ストーングレースは他のオシャレハウスな方々のお宅に使われていますが、本当にかっこいいです。
ウォルナット床の変色
住み始めたころは最高に高級感ある床、惚れ惚れするような床、と大絶賛だった我が家がメインで採用しているウォルナットの挽板床です。
しかし、最近明らかに色が変わってきているなぁと感じています。
窓からの日差しを浴びるエリアと浴びないエリアの色の違いがクッキリしてます。
写真に撮ってみたものの写真の腕が悪いせいか正直自分でも違いが分からないくらいしか写真に出ませんでした。
なので、ここに写真は載せませんけど、1年でこんなに色が変わるのかと驚くレベルです。
何かの線を境に濃淡がハッキリ分かれてるわけではないのでとても自然な感じでの色の変化となっており、窓の近くに行ったら「あれ?黄色いな」と感じる程度です。
今後時間がたつと、テーブルの脚の下やソファの下などはクッキリと跡がつくかもしれませんね。
思い返せば床材を選んでいるときに床材の経年変化については説明を受けており、ウォルナットは黄色くなるよという話にウォルナットで本当にいいか結構悩みました。
チェリーやチークにも興味を持って最後の段階まで考え抜いたのですが、まぁ色の変化は有れども今のところウォルナットで特に困ったなと感じることはないです。
やわらかくてテレビのリモコンを落としたら凹むけど掃除をさぼってもあまり目立たないし、何より来客からはイイ床だとお褒め戴くことが非常に多いです。
引き戸が吊り戸なので床掃除が楽
掃除機を持った妻が発した言葉です。
たしかに引き戸の下にレールがあるとホコリなどがたまって掃除のときのストレスになりますね。
掃除機やルンバで取り切れないから隙間ノズルを使って掃除する・・・なんてこと面倒くさがりがやるわけないです。
また、掃除と関係ないのですが、何気にソフトクローザーが大活躍してます。
前に住んでいたアパートも引き戸は吊り戸タイプだったのですが、ドアーが開ききったら勢いよく跳ね返ってくるので指を挟んだことが何度もありました。
ソフトクローザーのお陰でドアーの跳ね返りもないですし、静かにそっと閉まるので非常にお上品です。
天井側のレールを見ながらソフトクローザーを作動させてみた動画が有ります。
引き戸のオープン&クローズ動画。 pic.twitter.com/SXExIryk4q
— じゃいくん🎄活動規模縮小中 (@pertamahouse) March 1, 2021
標準仕様でこれだけおしとやかなドアーの開閉を実現してくれるのは、やはり住友林業はいい値段するだけあります。
キッチンに立つようになった
キッチンの幅が2,700mmになって広々となったことがきっかけで、たま~に妻と並んでキッチンに立つようになりました。
横に並んでも全然邪魔になりません。
作業スペースが広いと、自分のように順序立てて効率よく出来ない人間でもとりあえず広げて散らかしながら作業できるのが良いです。
正直新居が出来上がった頃は全くキッチンに興味なかったので写真も全然撮ってなかったのですが、今はキッチンに立つことも多くあります。
食洗器を使うようになった
キッチンへの興味が薄い自分はもとより妻も最初のころは食洗器を使うことはほとんどないだろうと思ってました。
標準仕様で食洗器が付いてくるからまぁ付けておこう程度、深型食洗器が便利だとネットで見たよ~と妻に言っても、どうせ使わないだろうからとオプション代削減の中ですぐに消えてしまいました。
しかし、いざ食洗機があって使ってみると、驚きの結果が出ました。
それは、茶渋だらけだったコップがピカピカになって出てきたのです。
安いコップでしたが、この結果には喜ぶしかありません。
ちなみにオススメの食洗器用洗剤は、カインズのものです。
キュキュットでは全然汚れが落ちず、食洗器は無駄な買い物だったと思っていた我々が一転して食洗器最高派に変わった唯一無二の存在です。
なお、その後手洗いしていた時よりも水道代が下がったという副産物もありました。
一方で、食洗機でやらかしたこともあります。
ベルフィーナのダイヤモンドコーティングフライパンをジャパネットで買って重宝してたのですが、食洗機に突っ込んで洗った結果、表面のコーティングがダメになってしまいました。
後々調べたら、食洗機はダメって書いてました。
これは高い勉強料でしたね。
なお、新築祝いで友人から頂いた高級グラスタンブラーは怖くて食洗機に突っ込めてません。
一応グラスブランドのサイトを見る限りでは、設定をマイルドにすれば食洗機でも洗浄出来なくないらしいのですが。。。
そもそも使うのも畏れ多いので普段は箱の中にしまってます。
玄関にコート掛けが欲しくなった
こちらもつい先日のこと、寒い中お越し頂いたお客さんをが案内したときですが、上着を掛けて頂くところがないことが判明しました。
普段は自分達が帰宅した時には玄関からすぐ近くに寝室があるので寝室に上着を掛けているのですが、さすがにお客さんに寝室に入ってもらうわけもいきませんし、お客さんのものを寝室に掛けるのも変な感じです。
と、いうことでコート掛け欲しいなぁとザックリ考えながら行きつけの家具屋さんにお邪魔しました。
そしたら、ドンピシャのものを見つけました。
これ欲しいなぁ
と妻に言いましたが、価格的に即OKとはなりませんでした。
現物見たいと言ってましたので、そのうち観に行こうかなぁと思います。
でっかいクリスマスツリーを飾れるようになった
海外に住んでた頃は部屋にクリスマスツリーを飾ってました。
近所のメガマーケットで6,000円くらいで買ったやつだったのですが、そこそこ大きくてナイスな物でした。
写真は海外在住時の数年前に我が家で行ったクリスマスディナーのものです。
この部屋はあまり良い部屋でなかったので別の部屋に住んでた時の写真以外も探したのですが、見つかりませんでした。。
さて、このクリスマスツリーは長年にわたりクリスマスシーズンに大活躍してくれましたが、日本に戻ってくるときに飾りだけ持ち帰ることとして、ツリー本体は捨ててしまいました。
それ以降アパート暮らしの間は飾る場所も無い為クリスマスツリーは持ってなかったのですが、今年は買ってしまいました。
そして、飾りました。
高さが180cmあるので十分大きいです。
リビングの一角に置きましたが、もっと周りを飾ってもいいかなと思えるほど。
クリスマスも25日を迎えたので早速かたずけてしまいましたが、ツリーが置いてあった空間が一気にさみしくなってしまいました。
その分、シーズンオフの荷物としての存在感もデカい箱がひとつパントリーに入りました。
こうやってどんどんパントリーが物置になっていってます。。
庭の霜柱に驚きと感動
さて、秋に出来上がった庭にはそれなりのサイズの花壇?というか植栽ゾーンがあります。
庭が出来上がったら記事を書こうと思ってましたが、いざ書こうとすると周囲の環境が非常に映り込んでしまいどうすることもできません。
なので、今回この1枚をご披露することでご勘弁願おうと思います。
これは庭の端っこにある植栽ゾーンです。
手前の灰色のコンクリート打ちっぱなしが駐車場になっています。
朝晩の寒暖差が激しくなった12月のある日、この植栽ゾーンに霜柱が出現しました。
それも、早朝ではなくある程度日が昇ってからも立派なものが見えました。
正直、今までの人生でこんなに立派な霜柱を見た記憶がありません。
霜柱は小学校の教科書の中の世界で知ってましたが、ちゃんとまじまじと見たのは初めてかもしれません。
問題は、こうなると近所の道も凍ってたことです。
今年は去年の冬よりも寒い冬を迎えているような気がします。
テレビによると数年に一度の寒波だとか。
あたたかくして過ごしましょう。
傷が付いても大して気にしなくなった
一番大きな変化はこれでしょうか。
最初のころは一つ傷をつけては凹んでいたのですが、もう小さな傷には動じなくなりました。
書斎の壁なんかひどいものですよ。
椅子の背もたれでガリガリした後が付いてしまっています。
入居したばかりで部屋のサイズに慣れないときにガリガリしまくったのです。
更に、押しピンをガッツリ打っているのが見えますよね。
これも1本目を打ち込むときは相当な勇気が要りました。
今は石膏ボードの場所だったらポンポン打ち込む気持ちになってます。
次に勇気が必要になるときは、柱に何かを打ち付ける時でしょうか。
その時はもう後戻りできない重大な行為になるので、当面勇気を持てそうにないです。
傷の話もそうですが、1年経つとこの生活が日常になってしまっているので、あまり大きな感動も何も生まれなくなりました。
有るのは、安定です。
特に何も起こらなければ、ひたすらこの家と共に過ごす人生になります。
たとえどこかに行くにしても、帰る場所がある安心感は大きいです。
そもそも海外生活を切り上げて日本に戻ってきたのも、帰る場所のない生活から脱却したかったことがありました。
その点において、家を建てたことは本当に大きな心の拠り所となってます。
これで気兼ねなく、どこにでも単身赴任することができます!!
いや、単身赴任なんかせずにこの家に居られるのがベストですけど、サラリーマンやっていたらいつ何を言われるかわからないですからね・・・。
特に、家を建てると何かに呼ばれたかのようにその時はやってくると言いますから。
怖いこわい(涙)