秋の長雨か何なのか、ともかく雨ばっかりの秋でシーサンドコートの吹付が延びていたのですが、漸くシーサンドコートの施工が完了しました。
これまでの地味ィな外壁作業については、下のリンクをご覧ください。
では、この続きをシーサンドコート吹付前の準備から順にご覧下さい。
着工八十九日目(アクセントタイル貼り付け)
驚きましたが、シーサンドコート吹付よりも先にアクセントタイルの貼り付けが行われました。
我が家のタイルは玄関周りにちょろっと申し訳程度しか貼ってません。だって高いしファサード面だけの施工しようにも角地かつ建物の形状的にどうにもイマイチな為。
このタイル施工もかなり無理矢理タイルを使いたい要望を叶えたものでした。
たったこれだけの施工に一体タイル代として何十万円払ったことか。。。
下地塗装、のち雨
シーサンドコートの缶がやってきたので、いよいよ吹付塗装かと思っていたんですが、その前にモルタルの上に下地塗装が行われました。
(下地塗装の施工写真はありません。)
缶に書いている文字からこれはシーリング剤ということは分かりましたが、やっぱりよくわかりませんでした。
シーサンドコート提供元のエスケー化研の商品紹介を見ると、このシーリング剤、水性ミラクシーラーエコは防かび・防藻効果があるようです。
水性で優れた浸透性とシール性があるという言葉の時点で、何だか相反する性能が共存しているような気がして文系脳の自分は理解が出来ませんでした。
そして、これが塗られた翌日は、雨。
非常に心配になりましたよ、だってこういうのは始めたら一気通貫で雨に降られずにやり遂げねばならないものだと勝手に思い込んでいましたから。
しかし、どうやら雨がダメなのはモルタルや吹付のみのようですね。
リンク先のカタログpdfデータを読むと下地塗装は2時間もすれば乾いてしまい雨の問題もなくなるようで、安心しました。
着工九十七日目(シーサンドコート吹付当日)
雨が上がり、その日は久しぶりに青空の朝でした。
天気予報も雨の心配なしと豪語していた中で、シーサンドコートの吹付作業が始まっていました。
正式名称はシーサンドコートⅢLSというエスケー化研製の住友林業専売品です。
この住友林業を代表する吹付塗装剤は途中提案仕様になるなど紆余曲折を経て現在は第3形態らしいです。
吹付に当たっては塗料が飛散しないように作業は全てネットの向こう側で行われていました。
なので、作業風景の写真はありません。
しかし、作業を見ながら妻とベチャベチャ話をしていたのが耳障りだったのか、職人さんが手を止めて作業中の様子を見せてくれました。(上記写真)
スプレーでシャーッと吹かれていてなんだか凸凹しているのがよくわかりますね。
小さい家なので吹付は午前中で完了しました。
夕方には表面が乾いてシーサンドコートの色が分かるようになっていました。
この写真は施工から数日経ってから満を持して撮影したものですが、つぶつぶいっぱいでキレイですねぇ。
色は茶色のようで灰色にも見える不思議なSULS-05番、更に吹き付けた後に刷毛引き仕上げにしてくれましたので、横方向に無数の筋が付いており、これがまた我が家の外観コンセプトにはよく似合っているなぁと感じます。(自家自賛)
吹付を担当した職人さんも、珍しい色だけど良い色だと言ってくれたらしいですよ。
さて、足場が外れてから塗りムラ?乾きムラ?が出ていないことを祈るだけです。
とりあえずこれで外壁作業はひと段落、かな。
次は、家の中の話に戻ります。
→ハーモシーリング
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