もうすぐ新居に引越して1ヶ月が経とうとしています。
引き渡し後のドタバタやらクリスマス、お正月と色々あった為か、まだ1ヶ月かぁという気持ちとあっという間の1ヶ月だったなぁという気持ちの両方が入り乱れています。
さて、今回はインテリア担当からのありがた迷惑と思われたプレゼントが意外な形で役立った、というお話です。
タダでもらったけど無意味な照明
照明計画、壁紙をインテリア担当と決めていった中で、インテリア担当から何度も何度も
お宅のメイン壁紙は色が暗めなので照明の明るさが足りない可能性があります
とそれこそ顔を合わせる度に言われました。
我々は暗めの照明が好みでアパートに住んでいる時もシーリング照明の調光機能で明るさを調整していました。
また、我が家のリビングは、数年前に海外在住中に住んでいたコンドミニアムの部屋の雰囲気をモデルとしており、その部屋も同じような暗めの壁紙に間接照明でかなり暗い部屋でしたが、全く問題有りませんでした。
そのような我々の背景もあり、自分たちの選択は問題ないだろうと気にしてませんでしたし、況してや万が一暗すぎた時にはオシャレなホテルのようなスタンドライトでも立てればいいやと思っていました。
それでもインテリア担当は後で暗いとクレームになるのを恐れたのか、
小さい照明を1つ無償で付けます。ホントは大きな照明が良いのですが、念のためこちらを使って大きいのが必要となったらご自身で買ってください
と小さな照明をひとつ付けてリビングの隅に置いてくれていました。
引渡しの時に上記のやり取りはすでに忘れ去っていた上、営業マンなどからライトへの言及も有りませんでしたし、端っこにちょこんと置かれたライトが小さかったこともあり存在に気付いていませんでした。
その後の引越しの時に漸くその存在に気づきましたが、その後も使う機会もなく放置していました。
入居から1か月が経過し、そろそろ邪魔だから片付けようかと思いましたが、その前に試しにスイッチを入れてみました。
・・・使えねぇ!
その何もない一角だけは明るくなりましたが、全然部屋の明るさが変わりませんでした。
薔薇の花束を買ってみた
正月休みで暇すぎた為、プラプラと街に出た帰り道、バス停の目の前の花屋の店先で薔薇花束が安売りされていましたので、ひと束を買ってバスに飛び乗り持ち帰りました。
帰宅後は無造作に放置してたのを妻が発見し
どうしたん、これ?
ナンボやったと思う?
500円?
ちゃうねん、もっと安いねん
じゃぁ、350円?
惜しいな。
380円!
正解!(税抜き)
というやりとりの末、妻は花瓶の準備をしはじめました。
ただ、生憎我が家には適当な花瓶がなく、なんとか見つけた花瓶は、大きすぎました。
キッチンカウンターの端っこに置いたのですが、なんだかスカスカで寂しいですよね。
ちなみに、花の左側にちょこんと有る鏡餅はホームベーカリーで作ったお手製の不恰好な餅です。
奇跡のコラボ
実は、夕方にインスタでボヤいていたのです、例の小さな照明があまりにも使えないと。
それこそ売りに出そうかなぁと思っていたのですが、「小物を照らすのに使えそうですね」というコメントを頂いたのがキッカケでした。
花瓶の裏から照明を照らせば良い感じになるんじゃね?
思いついたらすぐにやってみました。
普通にええやん!
なんか趣きある雰囲気になりましたし、何故かリビングの端っこに置いていた時よりも部屋の明るさへの貢献度も高くなってます。
そして、暖房ガンガンで部屋が暖かいせいか、5時間ほどで花が開いてきました。
明るい後光とキレイなピンクの花に部屋が照らされている為リビング照明は調光ダイヤルを回して減光しましたが、それにより更に薔薇の後光の明るさが際立つこととなりました。
いやはやモノは使いようだなぁ、光らないと思ったモノでも場所を変えれば輝くんだなぁという教訓を新年早々得ました。