久しぶりに纏まった晴れとなったこの日は土曜日。
しっかり朝寝坊の後、ふと気になり我が家の建設現場へと向かいました。
現場に停まってるトラックは、いつものダブルキャブではなく今日はシングルキャブ車。
作業していたのも、お兄ちゃんひとりでした。
説明の丁寧な基礎屋さん
いつものように挨拶すると、今日の作業内容と、この先数日間の見通しを説明してくれました。
「今日は立ち上げ部分の型枠を設置していきます。今日は自分一人だけなんですけど、今日で全部終わりじゃなくて、週明けにまた数人でやってきて場所を確定させてからコンクリを入れます。多分今日の夕方に見たらボルトが設置されていると思いますよ。」
この基礎屋さん、このお兄ちゃんに限らずどの人に話しかけてもちゃんと作業内容説明してくれます。
めっちゃ教育されてますよ。
更に、作業を見守っていた自分に対して「好きなだけ見ていって下さい。写真もバンバン撮ってください。暑いので熱中症には気をつけて下さいね。」と笑顔で話しかけてくれました。
もうね、この時点でキュン死ですよ。
女子なら堕ちてますよ。
真夏の日差しの下、ニッカポッカにファン付きの上着を着て汗を流すよく日に焼けた少しワイルドな髭を生やしたお兄ちゃん、しかもひとりで現場を任せてもらって堂々と黙々と作業をするお兄様、モテない訳がない。
住友林業の設計さんが着工合意の時に言っていたことを思い出しました。
今ウチの作業する業者って結構限られているんですよ。悪い業者はどんどん切られて行ってます。
基礎にある縦筒は何?
自分がお兄様と話したり作業を見守っている間に、差し入れの飲み物を取りに帰っていた妻が戻ってきました。
妻に、自分が気づいた縦筒について話してみました。
なぁ、ここって便所の場所とはちょっとズレてるんだけどさ、この縦のパイプ?何やろ?
気になるなら直接聞いてみたらええやん。私コンロちゃんと消したか見てくるから訊いてみな。
IHなのにいつもコンロの火を気にする妻。
これ、IHの意味なくね?
妻が去ったところで、意を決してドリンクを渡しながらお兄様に聞いてみました。
「それ、コンクリのチェックに使う穴なんですよ。最後には埋めます」
ANAとは想定外の回答でした。
何でも、ベタ基礎採石の上に180mmのコンクリートを敷くのが住友林業から決められているが、コンクリートを敷いたら採石から本当に180mmの高さまで敷いているのかを確認できない為、この穴の中にメジャーを差し込んで確認できるようにしているとのこと。
基礎コンクリートの厚みもちゃんと住友林業のチェックが入るらしいです。
更に、この日のような暑い日は住友林業の生産さんが熱中症チェックをしに巡回しているらしいです。
我が家の配筋量について
お兄様、手を止めてドリンク片手に色々話してくれます。
話は我が家の基礎配筋の話になりました。
ここって配筋の量凄いですよ。普通は250ピッチのところを114ピッチでやってますからね、地盤が弱いんでしょうか、凄いお金使ってるなぁと感じます。
なんて言われたんですけど、ナニソレ?
住友林業の事前の土地調査結果は良好だったはず。
調査結果説明の際には全然地盤が弱いとか言われたことなかったのですが、これはどういうことでしょうか。
額面通りに受け取れば配筋が普通の倍以上に詰まっているってことですよね。
無駄に多く配筋されているの?ってことは、その分割高ってこと?
250ピッチが住友林業の標準なのか、業界的な標準ってだけで住友林業でやったら誰でも倍くらいの配筋量で建ててもらえるのかは今回の会話ではわかりませんでした。
ただ一つ言えるのは、職人さんが驚くレベルの配筋が我が家には敷かれているらしいです。
それはベタだけではなく、立ち上がり部分についても配筋が密らしいです。
もはやよくわからないけどウチの基礎はなかなか頑丈であるということは間違いなさそうです。
着工十三日目
と、いうわけで夕方改めて作業進捗確認しました。
上の写真は夕方、お兄様が去った後に撮ったものです。
型枠が昼間に見た時よりもしっかりと固定されています。
更に2か所、気になるところがありました。
まずは、上で確認した筒の有った場所の筒が消えてぽっかり穴が開いていました。
生産さんがやって来て確認した跡でしょうか。
もう1点。
アンカーボルトが立っていました。
しっかりと糸でまっすぐ一列にボルトが並んでいるのを確認していました。
ここにコンクリートを流し込んだ後にボルトが活躍するのでしょう。
来週からお盆休みの前までにどこまで進むのか、楽しみです。
(工程表もう貰ったから知っているけど。)
次回、ちょっとだけ立体化します。
→立ち上がり基礎に生コンが入った