桜の花が咲き誇る中、購入した土地の決済日程が固まってきました。
4月中旬の平日昼間、融資金の振込や土地代の振込などがあるため銀行の営業時間中にやる必要があるとのことです。
つなぎ融資
土地の決済代金は住宅ローンに先行してつなぎ融資と言う形で受けることが出来ると住友林業営業マンからの説明でした。
住宅ローンは、上物(つまり家)の金額が固まらないと融資の実行とはなりません。
一方、土地の決済は上物のプラン確定よりも早いタイミングでやってきます。
そこで、その土地に住宅ローンを利用して家を建てる前提で、土地代の融資を先行してやってもらえる物がつなぎ融資です。
土地の話を進める中で住友林業の営業マンが住宅ローンの用紙です、と渡してきた紙に必要情報、印鑑を押していつの間にかつなぎ融資の手配は終わっていました。
(銀行等との比較一切せず。。。そんなことを考える余裕すら与えられない素晴らしいほどの準備でした。)
つなぎ融資を受けるために住宅ローン返済開始日までの見込み利息分を纏めて土地決済日の前日までに住友林業に振込んで、いざ決済当日となりました。
自分が使用することとなった住宅ローンは、住友林業提携のローンでしたが、できればイロイロと比較検討したうえで最良の選択をしたかったです。
土地代金決済時の持ちもの
事前にこの日を有休申請していましたが、肝心の決済日程確定の話が直前になっても届きません。
「結局何時になったの?何を持って行く必要があるの?」と3日ほど前に住友林業営業マンにメールで尋ねて、漸く日程と持参品の確認ができたのでした。
先方から指定された持参品は以下の通りです。
- 実印
- 銀行印
- 免許証
- 土地仲介手数料(現金)
更に、土地決済中に土地代に加えて振込むものとして、以下の2点にかかわる現金をもっていきました。
- 固定資産税精算金
- 所有権移転費用等
土地仲介業者の話では、土地仲介手数料は先の手付金支払いの時点で支払ってほしかったようですが、別に決済時でも良いということで、この時に支払うこととなりました。
なお、事前に持参品としての指定は有りませんでしたが、以下の2つを追加で決済手続きの時に使用しました。
- 決済口座のキャッシュカード
- 決済口座の通帳
(後日談ながら住友林業営業マン曰く、この連絡の悪さの原因は仲介不動産の方から連絡行っているだろうと思い込んでいたらしい。)
新型コロナウイルスの感染拡大もあり、なるべく密にならないよう最少人数で行うこととなり、自分一人で大金を動かす現場に乗り込むこととなりました。
決済当日の流れ
何を着て行こうか、悩みはそこから始まりました。
土地仲介不動産屋、売主不動産屋はきっとバシッとスーツ着てくるはず、自分もスーツで行くべきか、それともラフな格好で行くか、考えました。
結論、スーツでビシッとキメて行くことにしました。
指定の時間少し前に住友林業指定の事務所に入ると、物々しい雰囲気。(スーツ姿でよかったー。)
住友林業の総務の人、法律事務所の人、そして土地仲介不動産屋営業マンと売主不動産屋の社長が居り、そこに自分が着席。
挨拶もそこそこにすぐに法律事務所の人主導で、土地の名義変更にかかる様々な書類にサイン、捺印。
自分のウン千万円を動かす話なので、頭真っ白、自分の住所、氏名を書くのもヒィヒィになりながら緊張しまくり、手がガタガタ震えながら丁寧に1文字ずつ書いていき、恐る恐る出来立てホヤホヤのハンコで捺印しました。
余談ですが、チタンのハンコは押しやすいです↓
続いて住友林業総務の人主導で、まずはつなぎ融資振込手続きです。
振込用紙に振込先銀行口座を書いて、手渡すと総務の人は銀行へむけて行ってしまいました。
それを待ちながら次は土地代金を自分の銀行口座から売主不動産屋の口座に振込む書類の準備をします。
また、念書を渡されました。
引渡し前に終えるはずだった都市ガスの引き込みが終わっておらず、それを必ず行うという旨のものでした。
念書、今まで生きてきた中で映画やドラマの中でしか聞いたことのないものが、目の前にあります。
変な汗が出ていたところに振込み作業を終えた総務の人が事務所に戻ってくると、次は自分が総務の人と一緒に銀行窓口へ。
待ちながらネットバンキングで所有権移転費用等を法律事務所に対して振込む作業を行います。
銀行の窓口はコロナ禍の割に意外と混んでおり、10人待ちで待合ベンチは間引きになっており立って待つ人も出るほど。
この待ち時間が非常に長く感じました。
自分の番になり、振込手続きはすぐに終わり、事務所へと戻りました。
そこで、相手側への着金確認が取れ、あっけなく解散。
時間にしては1時間半程度だったでしょうか。銀行での待ち時間が非常に長く感じました。
土地決済終了後、住友林業営業マンに対し、再度プラン変更できないかと問い合わせました。
かなり、いい加減にしてほしい雰囲気が出てき始めています。。。
が、こちらはbest of the bestを望んでいるため引き下がりません。
この後、詳細な変更案を設計さん宛に送付したのでした。
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