朝の冷え込みが厳しい季節になりました。
我が家は都心よりもかなり冷え込むエリアにあるため、そろそろ本格的な冬服の準備が必要となってきています。
そんな季節ですので、家じゅうで床暖房やエアコンなどの暖房器具が活躍しています。
- 全館空調は家じゅうを暖められる
- 我が家は少人数なので部分空調
- 朝の水回りが冷え込みの鬼門
- 狭い部屋にはセラミックヒーターがおすすめ
- 毎朝のルーチンは自動時限化
- 時計機能の無い家電もSwitchbotで自動時限化
- 意外と馬鹿にできない温水便座
全館空調は家じゅうを暖められる
ヒートショック対策などの観点から採用が進んでいるのが、全館空調です。
家中にダクトを張り巡らせて冷暖房を行うものですが、2畳ほどの脱衣室や1畳ほどのトイレ、廊下にも吹き出し口を付けることで家じゅう全ての空間が常に均一な温度に保てるのが最大の特徴です。
一方で、大掛かりな設備を入れることになり、定期的な保守点検が必要となります。
我が家は少人数なので部分空調
住友林業からは住まい博の場で床暖房と共に全館空調も紹介されました。
夏も冬も全館常に気温がコントロールされているのは非常に魅力的ですが、我が家は夫婦2人しか暮らしておらず、無人の空間を常に空調している費用が非常に馬鹿馬鹿しく感じました。
また、定期的な保守点検の度に在宅している必要がある点も煩わしいと感じました。
そのため、我が家では各部屋ごとにエアコンを付けて、更にリビングとダイニングの床下にはガス床暖房を入れました。
旧居でリビングの底冷えに苦しみ足が冷え切っていた我々にとって、足元からポカポカになる床暖房はとても合っています。
朝の水回りが冷え込みの鬼門
一方で、居室が快適になったからこそ、1年も住んでいると部分空調の苦手な部分も顕在化してきました。
それはトイレや洗面・脱衣所の冷え込みです。
何も対策していないと寒く感じます。
特に朝起きてトイレや洗面台に立つと、寝室との温度差を感じますね。
住友林業の家は各部屋を仕切る扉がしっかりしていることは魅力のひとつですが、一方で扉がしっかりと空気の流れを遮断しているために居室の空気が水回りに流れ込まないのです。
暖かい部屋から一歩外に出ると、そこは温度差の世界です。
対策は、閉め切らないで扉全開にすることでしょうか?
あまり現実的ではありませんし、扉を開けっぱなしにするというのは如何にもだらしがないです。
狭い部屋にはセラミックヒーターがおすすめ
脱衣所などの狭い部屋をあたためるには、小型のセラミックヒーターがオススメです。
何しろ薄くてコンパクトなのが最大の利点ですね。
価格も安く、電気で動くので灯油などを用意する必要もありません。
毎度入退室の際にスイッチを入れたり買ったりするのが煩わしい場合は、人感センサー付きで人のいる時だけ作動させることができるものも有ります。
毎朝のルーチンは自動時限化
しかし、寒い朝にトイレに入ってから暖められても、温まる前に用を済ませて出てしまいますよね。
入室前から暖かかったら良いのに、と思いませんか?
毎朝起きる時間、トイレや洗面所に入る時間は大きく変わらないと思います。
ならば、タイマーで自動的にオンオフしてしまいましょう。
朝の冷え込みの強い時間だけオン、昼が近づいたらオフ、とすれば良いのです。
実は、我が家の床暖房がこの運用方法を取っています。
朝起きる少し前にスイッチが入り、目が覚めてリビングに入ると既に暖かくなってるのです。
床暖房は立ち上がってすぐはなかなか部屋の温度を上げられないのですが、起きる前から稼働させていればリビングに入る頃には部屋がちょうど良いあたたかさになっているのです。
そしてリビングから書斎に入って仕事を開始する頃には自動的にスイッチが切れるようにしてます。
これで切り忘れの心配もありません。
時計機能の無い家電もSwitchbotで自動時限化
セラミックヒーターでこのような運用をしようとすると、ひとつ問題点があります。
セラミックヒーターの多くはコンパクトな設計ゆえに機能も非常にシンプルです。
つまり、時刻に合わせてオンオフするようなタイマーは付いていないことが多いです。
これでは時限式の運用ができません。
そんな時に活躍するのが、Switchbotです。
これは、IOT化されていないものを強制的にIOT化してくれる魔法の装置です。
必要なものは以下の3つのみです。
- Switchbot 指ロボット
- Switchbotハブ
- Switchbotアプリのインストールされたスマホ
スマホで時刻を設定しておけば、その時刻になると指ロボットが自動でセラミックヒーターの電源スイッチを押してくれます。
このような使い方はセラミックヒーターだけではありません。
部屋の明かりや門灯も点けたり消したりできます。
Alexaと連携していろいろできるみたいですよね。
Switchbot温湿度計を組み合わせれば、室温をキーにコントロールすることも可能です。
使い方はまさに無限大です。
なお、Switchbot温湿度計は、温湿度計としての機能もかなりしっかりしており、コストパフォーマンスの高い温湿度計としても人気が高いです。
Switchbotハブを介してパソコンにデータを取り込めば、部屋の温湿度をグラフ化することもできますよ。
意外と馬鹿にできない温水便座
こんなデジタルなことが苦手な人、洗面室は難しいですがトイレは結構簡単に解決できますよ。
それは、温水便座の便座温度をマックスあったかくしておくことです。
これにより座った時にヒヤッとならないようにスタンバイ状態でもそこそこ便座が温かくなっているのです。
その便座の熱ですが、狭いトイレを温める程度には十分な熱量です。
意外と馬鹿にできない熱量ですので、寒い季節以外は便座の温度設定を下げたほうが良いですよ。
(そもそも真冬以外に最高レベルまで便座温度を上げたら熱くて座れたものじゃないですけど。)