事前知識ゼロで注文住宅に挑む

住友林業で注文住宅を建てました。家づくりの事前勉強もせずに家を建てた記録です。

事前知識ゼロで注文住宅に挑む

壁断熱材と2階下水配管施工

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先日大工さんと話していたら、差金というL字型の直角定規のような大工道具の話になりました。

大工さんが木材に差金を当ててサッと目印をつけたら一気に線を引く、というのを何度も目にしてて、そのキビキビした差金使いに興味津々だったのです。

たとえばノートに縦線を引きたい時、普通の定規でやると垂直から微妙にズレた線を引いてしまってたのですが、差金なら垂直な線を簡単に引けそうだなぁ、なんて思ってたのです。

そんな話を大工さんにすると、大工さんは現場に差金を何本も持ってきており、用途によって使い分けているようです。

差金にはセンチ単位のもの、尺単位のものがあるのですが、その2本を突き合わせて「5尺は909mmなんだけど住友林業では便宜上910mmにしているんだ」なんて話を聞いて勉強させて貰ってました。

着工六十日目

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昼に訪れると階段の側板を仮留めしていました。

すでに階段の段板も届いており、大工さんがチラッと見せてくれました。

段板は今まで施工されてきた構造材と異なり、家が出来上がってからも目にする面です。なので、柱や側板の色とは異なり濃色でした。

仕上げ材のカラーを工事が始まってから初めて目にして、工事もそこまで進んだのかのかと少し感慨深くなりました。そして、もちろんとっても嬉しくて濃色の床板を早く素足で踏む日が来て欲しいと楽しみになりました。

いよいよ近いうちに階段を付けて、梯子で上り下りの必要がなくなるようです。

が、この日の夕方には側板は消えていました。

まぁ、仮留めでしたからね、仮だから消えても仕方がない・・・

着工六十一日目(壁断熱材施工)

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2階に壁断熱材が入り始めました。

壁断熱材はグラスウール材を100mm施工されていました。

非常にきれいに上から下までピッチリと施工してくれております。

狭い隙間にもグラスウールを入れてくれています。

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しかし、キッチンカップボード面について大工さんから相談されました。

なんでもカップボード取付面の取付下地処理の指示がわからないと、図面を持っていないかと尋ねられました。

着工合意直前まで私の要望した品番と異なる図面ばかり出てきていて揉めていましたからね、どうやら最終的に合意したスペックのものは工事図面に間に合わなかったようです。

私の手元には、設計さんとのメールしかありません。

トクラスから送られてきたラフ図はありましたが、流石にそれでは壁下地の処理については書いておりませんでした。

結局、大工さんは住友林業の生産さんに確認することとなりました。

着工六十二日目(2階排水管施工)

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この日は2階の水回りの工事でした。

2階のトイレ・洗面およびキッチンシンクの床に丸い穴が開けられ、下水用のパイプが取り付けられました。

このパイプ、寝室のキワを走っているのですが、夜中にトイレを流した際の流水音とか気にならないか少しだけ心配です。

また、2階には上水用の穴も空けられましたが、そこにはまだなにも入っていませんでした。

下水は2階の床下のパイプを走り、パイプスペースで床下に向けて垂直に落下します。

パイプスペースの所だけ先行して壁用の石膏ボードが施工されていました。

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石膏ボードはもちろんタイガー印の吉野石膏です。

太いのがトイレからの管、細いのがキッチンからの管です。

尚、パイプスペースの場所も着工合意後に生産さんの提案で変更となりました。

前日に下地の入り方がわからないからと一旦保留になっていたキッチンカップボード側の断熱材は、無事に施工されていました。

これで2階の4面全ての外壁の内側に断熱材が入りました。

電気コンセントの土台が断熱材の裏側に隠れているような気がするのですが、後々調整となるのかな?

 

尚、60日目に一瞬顔を出した階段でしたが、この日まで未だ取り付かないままです。側板も姿を消したまま。次見える時は、本格施工の時でしょうか。

 

次回
→内装づくりの話

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