前回の記事で登場した鏡餅ですが、実はホームベーカリーでついた餅を手でこねてつくったものです。
この話を覚えていた家系ブログを盛り上げる会でお世話になっている一条工務店施主のちょこ姐さんから「餅食ってねぇでホームベーカリーの家電レビュー書けや」というプレッシャーを戴きました。
我が家のホームベーカリーは非常に古いもので今更レビューしても・・・感がありますが、家で餅づくり党の勢力拡大の一助になればと、ご参考までにご紹介いたします。
ホームベーカリーの概要
メーカー | Panasonic |
型番 | SD-RBM1001 |
購入時期 | 2015年末 |
サイズ(LxWxH) | 24.0×31.5×38.6cm |
詳細は、以下のメーカー公式ページへのリンクをご参照ください。↓
1斤タイプ ライスブレッドクッカー SD-RBM1001 商品概要 | ホームベーカリー | Panasonic
この機種最大の特徴は、冷蔵庫に余ったお米でパンを作ることが出来る!というものです。
ですが、我が家はお米でパンを作ったことは御座いません。
何だかんだで十分な量のお米が余らないんです。
過去にこのホームベーカリーで作ったことがあるのは、食パンやパン生地、フランスパンくらいでした。
この写真は2016年に撮ったものですが、当時は毎週のように家で熱心にパンづくりをしていました。
と、いうのも当時は海外に住んでいたのですが、そこではお米が大して美味しくなかったり、年明けごろから毎年のように急にお米が市場から姿を消したり、パン屋で買いたいパンが無かったり、有っても高かったり、なかなか日本のような豊かで美味しい食事をいつも楽しむことは出来ませんでした。
そこで、ホームベーカリーを日本から持ち込んでパンづくりにいそしんだのです。
牛乳の味も水質も日本とは異なりましたが、やってみると結構おいしいパンが出来上がるので、ホームベーカリーを馬車馬のように酷使していたのでした。
餅づくりに至った2つの動機
一方で、餅づくりはこれまでまったくやったことがありませんでした。
もち米が有れば出来るのは知っていましたが、なかなかその気にならないままずるずると来ました。
では、なぜ今回餅づくりをホームベーカリーでやろうと思ったのか。
これには主に2つの動機が有りました。
①ホームベーカリーを常設できるようになった
ひとつめは、新居の広いキッチンカップボードには家電の置けるカウンターが1,800mmもあり、ホームベーカリーを常設できるようになった点です。
アパート暮らしの時はホームベーカリーを常設するどころか、一時的に置く場所すらありませんでした。
ホームベーカリーはずっとパントリーの奥で日の目を見ない日々でした。
思い返せばキッチンカップボードのサイズを決めるときに、手持ちの調理用家電をリストアップして、サイズを確認して全て横並びにすることが出来ると確認しました。
すぐに使える状態にあると調理へのハードルが大きく下がりますね!
②丸餅がどこにも売られて無い!
二つ目は、お正月シーズンとなっても私の住んでいるエリアのスーパーマーケットのどこに行っても切り餅は何種類も大量に売っているのに丸餅が見当たらなかったことです。
丸餅派の自分としては、折角日本に帰ってきたのに切り餅ばかりで自分の慣れ親しんだ丸餅を食べられないなんて!と感じていました。
そこで、思い出したのです、ホームベーカリーで作ったらええやん、と。
鏡餅を作ろうとした動機
幼いころから両親だけでなく祖父母も鏡餅を飾らない家庭で過ごしました。
なので、私は鏡餅文化というものに全く興味も何もなくて、スーパーに並ぶサ○ウの鏡餅などを見ては
どこかの物好きが飾っているのだろう
とばかり思っていました。
しかし、妻は立派な鏡餅を飾る家庭で育っていたらしく、上述のような鏡餅ではなく臼と杵でついた餅でつくられた大きな鏡餅があるのが普通だという話でした。
上述の通り、ホームベーカリーで餅づくりをすることには興味があった為、折角なので鏡餅を作ることにしました。
鏡餅を作ってみた
とりあえず、取扱説明書に書いている通りにもち米を洗って水をよく切ってから、もち米3合と水をホームベーカリーにセットしたところ、1時間ほどで餅が出来上がりました。
あとはそれを大小2つに分割して、少し平べったく丸っぽくして放置。
翌日、適度に硬くなったのを重ねて上に小さいミカンを載せて、終わりです。
本当はビラビラした紙とかも付けるみたいですね。
今回は正月準備で忙しい中、半分遊びで作ったので、このままです。
調子に乗って丸もちも大量に作ってみた
鏡餅がそこそこ上出来だったので、お雑煮用の丸餅も2合分作りました。
出来上がった大きな餅の塊から適当にこぶし大に切って軽く丸めて並べるだけです。
適当な性格がよく表れている形状です。
最初に作った方は結構丸いのですが、後になればなるほど餅が冷めて硬くなり、奇麗に丸められなくなってしまったのです。
試しにつきたてを焼いて食べてみると自画自賛ながら非常に美味しい出来栄えでした。
この瞬間に私のスイッチが入りました。
正月3が日で食べきれないほどの大量のお餅を追加で作ってしまいました。
その結果、いつまでもお餅を食べ続ける餅地獄の正月を送ることとなりました(笑)
最新機種のご紹介
最後にPanasonicのホームベーカリー最新版へのリンクをご紹介します。
無添加パンやパン・ド・ミという言葉が最近のトレンドですね。
さすがに我が家のものからは隔世の感です。