サラリーマン家庭が親の援助も土地も無いけど東京で住友林業の家を建てられた理由

前回は我が家が住宅ローン契約する前提として、前年度無収入であったがローンを組めた話をご覧戴きました。

今回はもう少し話を広げて、我が家の家づくりに掛かったお金の話を具体的に述べたいと思います。

すみりんってお高いんでしょ？というイメージがありますが、こだわりにこだわりをミルフィーユのように重ね上げれば恐ろしいほど高くなりますが、基本パッケージに忠実に安く仕上げようと思えば、我が家のようにそこそこの金額で建てることができるというのをご覧頂けると思います。

住友林業は、パワーカップルじゃない普通のサラリーマン家庭でも建てられるレベルのハウスメーカーです！

ただ、前回の記事の最後に書いた通り、資金面で非常に無理してます。

#家づくり暴露バトン

さて、どの様に資金の話を書こうかと思案しておりましたが、Twitterの #家系ブログを盛り上げる会 という自分の家づくりや生活を発信したい人たちの集まりに於いて #家づくり暴露バトン という資金事情を丸裸にする鬼畜のようなテンプレートが有りますので、それに則り記載致します。

プロフィール

年齢（契約時）

私: 30代半ば
妻: 30代後半

結婚後7年ほどで家づくりを開始しました。

家族構成

私と妻の2人ぼっち

世帯年収

以下は、日本での世帯年収です。

2018年: 0円
2019年: 400万円程度
2020年: 700万円程度

2019年4月まで海外在住の為、日本での収入は2019年5月から発生しました。

フルで働いての収入額は2020年が終わって判明しました。

2020年はコロナの影響で残業代はほとんど無しでしたが、幸いボーナスはある程度出てくれました。
(2021年はある程度の減額は免れないでしょうね。)

ちなみに、妻は扶養の範囲でパート勤務しており、その収入は上述の数字に含まれております。

住んでいる処

東京都下

って書いたらだいたいどこのハウスメーカー支店で建てたのかバレちゃいますよね(^^;)

家の詳細

建築先

住友林業株式会社

家づくりでコンタクトした後にtreeingのCMを知りました。

何故あのCMではいつも白っぽい家なんだろう。という疑問。

家のスペック

総2階建

約28坪

木造・ビッグフレーム工法

商品名: The forest BF

上から見たらほとんど正方形に近い、ザ・安上がり仕様です。

費用詳細

建築総費用

(A)建物工事費用	約2,360万円
本体工事	約2,230万円
環境設備工事	約110万円
提案工事	約220万円
各種値引き	▲約200万円
(B)付帯工事	約340万円
(C)設計料・諸手数料	約75万円
(D)インテリア工事	約55万円
合計(A)+(B)+(C)+(D)	約2,830万円

【備考】

環境設備：太陽光発電システム
提案工事：いわゆるオプション品
付帯工事：屋外給排水、冷暖房、ガス、仮設工事など
インテリア工事：照明、カーテンなど

上記の数字にに消費税が入って、3,000万円超えました！

値引き交渉は一切してません。
そのかわり、後からアレコレ言いたい放題遠慮せずに言いましたし、建築中・完成後にも図々しいお願いを色々しましたが、二つ返事で融通してもらえました。

外構費用

未だ施工に至っておらず、未定です。

施工業者は、紹介してもらった地場外構業者のおっちゃんです。

建蔽率が厳しい地域ですが、我が家の小ささでは余裕すぎるほどの土地、結果として土が剥き出しの部分が多いです。

最低限の道路に面している面のお化粧だけで約130万円〜になる予定ですが、作ってもらいながらの思い付き次第で変わります。

庭にウッドデッキを入れたりお化粧をイロイロしてもらうと、最終的には300万円くらいはすると予想しています。

土地購入費用

土地価格	約1,760万円
仲介手数料	約65万円
土地登記等費用	約23万円
固定資産税精算等	約7万円
土地取得費　合計	約1,855万円

土地代は売り出し価格から気持ち値引いてもらえました。 

もともと宅地ではなかった為、地目変更手数料などが発生しました。

購入資金

当初予算	約4,000～4,500万円
親などからの援助	無し
頭金	約400万円
ローン	約4,400万円
金利	1.22%(当初10年) 1.47%(11年目以降) フラット35 団信加入
返済額	月額：約10万円 ボーナス時追加：約17万円
家賃との増減	+2万円以上
補助金	すまい給付金 東京ゼロエミ

そして忘れてはならないその他の諸費用が約200万円現金で出て行っています。

すなわち、総額5,000万円超えました。（外構抜きで）

超大規模予算オーバーしてしまいました！
予算オーバー分がまるまるボーナス払いの負担になってますね。

比較検討したハウスメーカー

積水ハウス
→我が家の家づくりが始まったキッカケのハウスメーカーです。

新規購入した家具・家電

• ルンバ
• コードレス掃除機
• 書斎机・椅子

持ち込んだ家具・家電

家具

•  ベッド
• ダイニングセット
• ソファ
• ローテーブル
• テレビボード

家電

• テレビ
• ホットプレート（グリル鍋）
• 冷蔵庫
• 電子レンジ
• ホームベーカリー
• 炊飯器
• 洗濯機
• アイロン

火災保険

契約先	スミリンエンタープライズ （三井住友海上）
金額	約36万円/10年間
補償内容	水災アリ 地震火災費用特約付き 建物電気的・機械的事故特約付き 日常生活賠償特約付き

家づくりのきっかけ

アパートでお世話になってた不動産屋さんの社長の管理する土地が安く、興味を持ったことがキッカケです。

社長のところは積水ハウスの代理店だったので、積水ハウスで話を聞いてほしい、ということでスタートしました。

土地代が激安だったので安月給でも家を建てられるかも〜と思っていたのに、結局積水ハウスからは6,000万円いけますね、って言われてドン引きしましたし、すみりんで建てても当初予算よりは大幅増で・・・謎です。

賃貸にしなかった理由

• 妻が昔から持ち家志向だった。
• 歳をとった時に賃貸は不安だった。
• 住宅手当をほとんど貰えない。

家づくりで参考にした情報源

• 展示場の実例
• 先輩施主ブログ

家づくりの後悔ポイント

• 完全テレワーク仕様の家ではない
• 寝室べ度サイドにライトのスイッチが無い
• 床下点検口の場所
• 階段の照明スイッチ

詳細は、それぞれ別記事で述べます。たぶん。

費用を抑えるコツ

自分自身の予算をしっかりと持って、それぞれのオプションが本当に必要なものかを考えましょう。

夢や要望を伝えれば伝えるほど営業マンや設計さんは青天井に積み上げていきます。

出すものを出せば何でも出来るのが注文住宅の良さですので、理想と現実の狭間で嫌になる程悩みましたね。

悩んだ挙句に大規模コストカッターになったお話もありますので、ご参考にどうぞ。

pertamahouse.hatenablog.jp

これから家を建てる人にアドバイス

1. 家族、ハウスメーカーなどを相手に喧嘩はしても大喧嘩しないようにしましょう。
   家族もハウスメーカーも、これから長～く付き合う相手です。
   敬意をもって、相手の言い分も聞きながら売り手・買い手・家族など周囲の人々の"三方良し"の家づくりを行ってください。
2. ハウスメーカーから提案されるもの、パンフレットに載っているものはごくごく一部のものです。
   一方、世の中には星の数ほどの建材・住宅設備メーカーが有り、様々な商品であふれています。
   アンテナを高く様々なお洒落な実例を見て、それを自分の引き出しにため込んでおくと、いざ家づくりをするときに自分だけのオリジナリティ溢れる家づくりに活かせます。
   ただ、その商品が使えるかどうかは、ハウスメーカー次第です。
3. 建設中は可能な限り現場に顔を出して、職人さんたちと触れ合ってください。
   注文住宅は作り手の顔が見える商品です。
   ひとりひとりの職人さんの想い、丁寧な仕事を見て、ウン千万円の価値が生まれゆくのを感じてください。
   頻繁に顔を合わせて職人さんに気持ちよく作業してもらうと、色々とお話も聞けますし、家に対する愛着も大きくなると思います。
4. 家づくりは長丁場ですし大金が動く話なので、途中で嫌になることや落ち込むことも多々あります。
   ですが、可能な限り楽しみましょう。

他の施主さんがたの #家づくり暴露バトン記事

最後に、他の施主さんがたの家づくりについて、家系ブログを盛り上げる会の会長さんが新たな暴露者が出現する都度アップデートしてくれてます。

住友林業以外のハウスメーカーの価格事情も読めますので、是非チェックしてみてください。

bibi-blog.com