事前知識ゼロで注文住宅に挑む

住友林業で注文住宅を建てました。家づくりの事前勉強もせずに家を建てた記録です。

事前知識ゼロで注文住宅に挑む

書斎机のサイズ・レイアウトを考える

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着工合意も終わり、悠々と新居での生活を妄想してます。

しかし、流れ作業で決めてきたレイアウトをいざ生活空間として使い方をシミュレーションしてゆくと、間取り設計の時に気付かなかったポイントが次々と浮かんできます。

我が家の場合、特に書斎は使い方を後から考えようとある程度アバウトに広さだけを決めて配置していました。

改めて今までの生活に無かった書斎という空間に想いを馳せ始めたところ、そもそも何で書斎が必要なのかという点から立ち返ることとなりました。

改めて書斎のレイアウトについて検討してみます。

着工合意図面

まずは着工合意時点での書斎(図面上ではden)をご覧ください。

間取りに加え、電気関係はじめ設備の位置も記載されている図面です。

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家の北西角に広さ3.4帖、真四角と見せかけてL字型に配置してます。

左下の壁収納=本棚は西陽に焼けないことだけを考えて、部屋の中で最も西陽の影響が小さい場所に配置しました。

机のサイズ

書斎の中のレイアウトを考えるにあたり、先ずは机のサイズについて考える必要があります。

机のサイズを考えるに当たっては、先ず書斎で何をするのかという想定が必要です。

想定に当たっては、今あるものでどうする?だけではなく、将来的にどうしたいかを含めて考えます。

【何をする?】

  • 会社からテレワーク継続を命じられ、パソコン画面を見ながらペーパーワークも少しやりつつ、web会議も発生する仕事環境。
  • 仕事の後はネットサーフィンしたりブログを書いたり動画を楽しんだり。
  • 絵心はないのでペンタブは多分使えない。
  • 本もたまには読む。
  • 音楽を聴く。
  • 一人になりたいときに逃げる。

では、それをやるには机の上に何を置く必要があるでしょうか。また、机の上である必要はないが、書斎に置くものは何があるでしょうか。

【机の上に何を置く?】

  • パソコンディスプレイ
  • キーボード
  • マウス
  • ノート
  • 筆記具
  • 参考書類
  • コーヒー
  • スマホの充電器
  • デスクライト
  • 卓上カレンダー
  • スピーカー

最低限この程度は広げられるようにしたいですね。

【机以外の場所に何を置く?】

  • 書類
  • 余剰文具
  • プリンター
  • トミカ
  • パンダ4体とペンギン1体のぬいぐるみ
  • 扇風機/ハロゲンヒーター
  • ハンディモップ
  • ティッシュ箱
  • ゴミ箱

 ざっとこんなところでしょうか。

必要な机のサイズ

上に書いたものを置くのに必要な机のサイズを調べたところ、最低でも幅1,200mm奥行き600mmは必要であることが判明しました。

机のサイズ感について、こちらのサイトのシミュレーションを参考にしました。

www.shigotoba.net

非常に具体的で分かりやすい実験の記録です。

また、部屋に置くものも具体的に書き出ましたので、ザックリと必要なサイズ感をイメージしやすくなりましたね。

では、早速レイアウトの検証を行いましょう。

当初想定したレイアウト

着工合意図面にある間取りを作成した際は、なんとなくこのような部屋の中でのレイアウトを考えていました。

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北側の壁に向かって机を置き、入口に背を向けて作業をします。

カラーボックスは何を入れるかも検討しないで適当に入れています。

マルチメディアコンセントの配置は、机の場所を見越して配置しましたのでバッチリです。

一方で左下の壁収納=本棚の本を作業中に取り出すことなどは想定しておりませんでした。

この空間の使い方のメリットは、狭い空間を最大限広々と利用できることです。

しかし、窓の無い壁に向かう形になりますので、なんとなく暗い感じになります。

そこで、別のレイアウトを思いつきました。

社長型配置

勝手に社長型と命名しましたが、要は180度回って壁に背を向けるレイアウトです。

部屋の横幅は1間あるので、アイランド型に机を置くのは難しいですが、机を左右に寄せてペニンシュラ型にすれば通り抜けることの邪魔になりません。

縦長の部屋の長辺を活かせていると感じます。

しかし、この形状にするなら出来ればL字机で作業をしたいです。

資料を手に届く所に置いたり、プリンターを置くにはL字机でが最強だと感じています。

平面を広々と使え、作業する時は体をひねるだけで済むのですから。

問題は、幅が通常の机よりも広くなることです。

楽天などで検索をすると、通常の書斎机の横幅は1.000mmから1.200mm程度が主流のようです。

しかし、しっかりとしたL字机の場合は1.400mmは必要となります。

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机が大きいと、いかにも社長な感じが出ますね。

部屋のドアを開けてもすぐに見えないところがまた、社長室な感じです。

さすがに机が大きすぎて、横幅1間の部屋では机と壁の間の幅が300mm程度になってしまい、スリムなお尻をしていないと通り抜けることが困難になります。

また、左下の壁収納の存在もまた絶妙に邪魔です。

そもそも社長室と言うのならもっと広々とした空間で天井給気口の下あたりに応接セットのひとつくらい置いておけと言われそうです。

思いつく限りのベストな配置

壁収納を動かさずに何とかならないかと考えましたが、最終的に、壁収納の場所を変更するのが最もよいとの結論に至りました。

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社長型配置した机から180度クルッと回れば壁収納=本棚です。

本棚の奥行きが410mmですので、机が奥行き600mmの場合、椅子を動かすスペースとして750mm程度は確保出来そうです。

椅子を引くスペースは750mm程度が目安なので、本棚の本を椅子に座ったまま取るのは厳しいかもしれませんが、椅子の出し入れはバッチリ可能です。

L字机は配置できませんでしたが、本棚の使い勝手向上、部屋全体がスッキリとします。

窓側ではなく壁側のに机を置いたのは、窓から外を気軽に見えると、外の様子が気になり集中力が途切れそうだからです。

コンセントの位置

ここで問題になるのが、コンセントの位置です。

もともと北側壁から給電、LAN配線をするつもりでしたが、机の場所が変わったのでコンセントの位置も変更・追加してもらう必要があります。

壁側のLAN付きコンセントは、本棚の左側にカラーボックスでも置いてその上にプリンターを置く可能性を考慮し残したままとし、机のすぐ横側には、パソコンなどに宮殿するようにLAN付きコンセントを追加で入れてもらおうかと思います。

また、壁収納が無くなった図面左下の空間にはお洒落な電気スタンドか観葉植物か何かを置けそうです。

暑い季節には扇風機、寒い季節にはハロゲンヒーターを置くのによいかもしれません。

なので、ここにも2口コンセントを配置しようと思います。

このようにそれぞれの部屋の使い方を想像して自由にコンセントの位置・数を決められるのは注文住宅ならではです。

壁紙

社長机前面の壁紙を趣深いアクセントクロスにするか、ベーシックなクロスで部屋全体を統一してしまうかです。

当初案では、この壁紙をアクセントクロスに変更しようと考えていました。

しかし、社長室風にするのであれば特に壁紙の色を弄らず部屋にスッキリとした統一感を持たせた方が良いかな、とも感じています。

壁紙を替えなくても、壁にちょっとした絵か何かを飾れば雰囲気が良くなるとの見込みもあります。

窓の位置の後悔 

窓についてはすでに図面確定、申請済みなので今更変えて欲しいと言えないところです。

図面左側の3連辷出し窓は、間取り確定直前に壁収納にベタ付けだったのを少し北側へと移動してもらいました。

本棚にベタ付けの場合房掛けの場所が無かったからです。

しかし、ここにきて元の場所で良かったなと感じています。

本棚の左側にカラーボックスかスチールラックなどを置いて、その上にプリンターを置くことを想定した場合、カラーボックスの奥行き次第では辷出し窓に干渉しそうです。

建てる前からやらかしてますね。。。

間取りを作る時に部屋の使い方を具体的に想像しきれていなかったのが原因です。

間取りをしっかり練って考えられていればよかったと感じます。

さいごに

社長室レイアウトにしたので最高に社長室らしくするには、やっぱり入り口にも拘りたくなりました。

そこで、このプレートを掲げても良いか妻に打診しました。

氷のような視線で見られました。

カマボコの板にでも書いとけ! 

入居後の書斎(後日談)

さて、入居後の書斎の様子について御紹介致します。

こちらの記事で、入居後部屋をどのようにレイアウトしたのかを記載しました。

基本的にはこの記事で考えた内容を踏襲しております。

是非部屋の完成形をご覧ください。

pertamahouse.hatenablog.jp

 

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