事前知識ゼロで注文住宅に挑む

住友林業で注文住宅を建てました。家づくりの事前勉強もせずに家を建てた記録です。

事前知識ゼロで注文住宅に挑む

書斎のパソコンはデスクトップが良い5つの理由と注意点

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この春で在宅勤務歴1年を超えました。

最初のころはアパート住まいだったので自分の居場所もなくダイニングテーブルの上で在宅勤務をしていましたが、新居が出来上がってからは書斎で在宅勤務を行っております。

書斎での仕事に慣れてきてからは、非常に居心地の良い部屋なのでついつい仕事もサクサクッと進んでしまって思ったよりも暇を持て余すことも増えてきました。

しかし、一方で古い低スペックなノートパソコンを使っていた為、例えばTeams会議には5分前からログイン準備をしないとTeamsが立ち上がらなかったり、 裏で知らぬ間にWindows更新ファイルが動いているだけでも非常に動作が不安定になったりして、仕事に支障をきたしていました。

そこで、この機会にパソコンを一新したいなぁと考えBTO(受注生産のセミオーダー品)のデスクトップパソコンを購入しました。

そして、デスクトップパソコンを買って正解だったと感じました。

なぜデスクトップパソコンを買って正解だったと感じたのか、私が書斎のパソコンはデスクトップが良いと考える理由を以下にご紹介します。

書斎机からパソコンを動かさない生活

我が家の書斎は3帖ほどのサイズの部屋に、幅100cmの机を置いています。

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書斎机

書斎が出来て以降、この机の上からパソコンを一切動かさない生活になりました。

パソコンを動かす必要がないということは、わざわざノートパソコンを選ぶ必要性はありません。

デスクトップパソコンの場合、ノートパソコンの様にわざわざ省スペース化、軽量化する必要がない為よりハイスペックなパソコンを手頃な価格で購入しやすくなっています。

大画面・高解像度の恩恵

ノートパソコンとデスクトップパソコン最大の違いは画面サイズにあります。

ノートパソコンだと13インチ程度から大きくても15.6インチです。

これ以上大きくなると、カバンに入れて運べなくなります。

画面が大きくなることで、同じ文字サイズでも1画面で表示できるエクセルの行列数が多くなり何度もスクロールをさせる手間が省けました。

冗長なメールも、上から下まで表示されて見落としがちな文章の後半にある重要なメッセージの世見逃し防止にもつながります。

また、小さい文字が見えづらい年代の方にとっては、大画面で大きな文字を映し出したほうが読み間違えるリスクが少なくなります。

画面を上下左右に分割することで複数のウィンドウを同時進行で見比べながら作業することも容易となりました。 

高い拡張性

カスタマイズ性能の観点からも、デスクトップパソコンはケースを外せばマザーボードにすぐアクセス出来るのが良い点です。

大容量SSDやHDDを追加したり、グラフィックボードなどを増強することも容易ですし、メモリーカードの増設も非常に容易です。

ノートパソコンの場合、拡張性はUSBケーブルなどで外部につなぐことで確保することはできますが、パソコン内部を物理的に拡張することは非常に難しいです。

私が過去に所有したノートパソコンの中には、メモリーカードの増設のためだけにキーボードを外す必要があったモデルもありました。

もちろん、そのような改造を行った瞬間にメーカー保証の対象から外れてしまったことは言うまでもありません。

私個人が現在行いたい拡張は、内蔵SDカードリーダーが付いていなかったので、SDカードリーダーを本体に追加したいと考えています。

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USB外付けタイプもあるのですけど、出っ張るのが嫌ですしケース内にまだ取り付けられる場所が余っているので、今回は内蔵タイプを選択しました。

デュアルモニター化でさらなる作業性向上を

実は、デスクトップパソコン本体の到着よりも先にモニターのみ届いた為、一時的にノートパソコンにモニターを接続してデュアルモニター環境を堪能しました。

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デュアルモニター

2台のモニターの高さや解像度が異なり少しギクシャクしましたが、非常に使い勝手が良かったです。

パソコン本体のモニターに加えて外付けモニターの2台を横並びにすることで1画面にメール、別画面に業務ソフトを表示することでメールの指示書を読みながら業務ソフトに作業を入力することができました。

それぞれのウィンドウを開いたり消したりする必要が無いためスピーディですし、何より真横に置いてチェックできるのでミスへの不安が非常に減りました。

 また、1画面でTeamsの会議画面を開き、別画面で会議内で発表する資料を表示することもできました。

1画面だけで発表する場合、発表する内容の画面のみを表示してしまうとほかの参加者の反応が見られなくなります。

しかし、2画面表示することで、ほかの参加者のコメントを見ながら発表をすすめることができました。

私の机に置いたのは、22インチのモニターですが、机の幅が100cmなのに対してモニターのサイズが50cm弱なのです。

つまり、もう1台同じモニターを買った場合、同じ高さで同じ解像度の画面を2つ並べることができて非常に効率的になります。

モニターの値段も非常に高いわけではないので、近いうちに同じモニターをもう1台購入して2画面化しようと考えています。

なお、机の幅が110cmなら24インチ、120cmなら27インチモニターが2画面表示する際の選択肢になるかもしれませんが、個人的には21インチあれば十分な大きさだと感じます。

これ以上大きなサイズになると、画面との距離を離したいと感じました。

書斎にデスクトップパソコンを置くときの注意点

さて、ここまで書斎にデスクトップパソコンを進める理由を書きましたが、書斎にデスクトップパソコンを置くときにはノートパソコンと異なる点から幾つか注意するべき点があります。

書斎にはLANケーブルコンセントを用意する

最近はスマートフォンやタブレット端末などを家で利用するために、家にWi-Fiつまり無線LANを導入している家庭が多くあります。

持ち運びを前提としているノートパソコンにはWi-Fiレシーバーが基本的に付属しており問題ありませんが、デスクトップパソコンの多くはW-Fiレシーバーを内蔵していません。

一方で有線LANの接続端子はデスクトップパソコンに付いていますので、LANケーブルを刺してインターネットにつなげることは可能です。

つまり、書斎にはLANケーブルを引っ張ってくることが必要となります。

もし書斎机のすぐ近くにLANケーブルを刺せるコンセントがあれば、机の周りの配線がすっきりしますね。 

注文住宅で書斎を計画する際は、机の位置を考えて、LANケーブルを含めたコンセントの位置も計画すると良いです。

もしLANケーブルを這わせることが難しい場合は、別途以下のようなWi-Fiレシーバーを買う必要があります。

こちらのWi-Fiレシーバーは、USB接続できるタイプです。

理論値は433Mbpsですので、ビデオ通話や通信量の大きなゲームなどををするにはあまり向きません。

こちらのW-Fiレシーバーはマザーボード上のPCI Expressポートに直接刺して接続するタイプのものです。

2,402Mbpsも出るので、爆速と言えるものです。

USBタイプとは異なりパソコンのカバーを開けてマザーボードを弄ることになりますので、慣れていないと少し難しいかもしれません。

必要なコンセント数がノートパソコンより多くなる

ノートパソコンの場合、パソコン1台を動かすのに必要なコンセントは、本体用の1つだけです。

しかし、デスクトップの場合は、一体型の場合を除きパソコン本体とモニターのそれぞれの電源が必要となります。

従い、コンセントは本体とモニターの合計2つが必要となります。

コンセントは、できればアース接続が可能なもののほうが良いです。

モニターにスピーカーが付いていない場合がある

これもまたノートパソコンの場合は本体にスピーカーが内蔵されているので何も考えないで済むものですが、デスクトップパソコン本体には基本的にスピーカーは付属していません。

モニター別売の場合は、モニターを購入する際にスピーカー内蔵タイプかどうかを気にしたほうが良いです。

スピーカーの付いていないモニターの場合は、別途スピーカーを購入する必要があります。

もしくは、モニターにスピーカーが内蔵されていても、それはあくまでもオマケ程度の温室ですので、音質にこだわる方はスピーカーを別売で購入すると良いです。

スピーカーは主に2つのタイプに分かれます。

サウンドバータイプで、モニターの下などに置いてすっきりとしたレイアウトにすることができます。

セパレートタイプで、左右からより立体的な音を楽しむことができます。

このスピーカーの場合、サブウーファー付きのモデルも設定されてますので、重低音を楽しむこともできますよ。

もちろん、こだわれば質の良いサウンドカードを刺すことで書斎のパソコンからも5.1chサラウンド環境を作ることも可能です。

Webカメラを別途用意する必要がある

Webカメラもノートパソコンに付属しているようなカメラはデスクトップパソコンの場合は付属していません。

もっとも個人情報流出などへの警戒心が強い人は、ノートパソコンの画面上部についているWebカメラにシールを貼って物理的にカメラをオフにしている方もいらっしゃいます。

しかし、ビデオ付きのZoom会議をよく行うような方は、Webカメラを別途用意する必要があります。

カメラの用途がZoom会議程度であり、郊外室の動画配信でも行わない限りは、安いWebカメラで十分でしょう。

カメラにマイクも付属しているので、カメラに話しかければ声も姿も相手に届けることができます。

自分に本当に必要なものをそろえてカスタマイズできる

ここまで読んだ方はすでにお気づきだと思います。

デスクトップパソコンを使うと、自分の作業に合わせて必要なものを必要なだけ、余計な機能を省いて揃えることができるのです。

今の私の机の上をご覧ください。

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デスクトップパソコン導入後の机上

机の上にはモニター1台ととワイヤレスキーボード及びマウスのみで、非常にすっきりとしています。

パソコン本体は机の下に直置きしていますが、椅子は余裕で入ります。

効率の良い作業環境の基本は整理整頓です。

すっきりとしたレイアウトは、整理整頓を行う上では欠かせません。

この機会に、書斎にデスクトップパソコンを導入して、すっきりとした作業環境を構築しませんか?


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