前回のお風呂で1階のすべての空間のWEB内覧会が終了しました。
これから、いよいよ2階に向かいます。
これまでのWEB内覧会は、こちらからご覧ください。
階段のスペック
住友林業では尺モジュールで家づくりをしている為、廊下や階段の幅は通常芯々で910mm、壁から壁までの幅で言うと780mm程度になります。
階段では、これに更に手摺がつきますので、2階リビングの我が家では冷蔵庫などを階段から上げるにはかなり厳しい幅です。
そこで、我が家の階段は芯々で1,000mm取りました。
いわゆるメーターモジュールの階段にしたのです。
これにより計算上の有効幅は870mmに90mm広がりました。
たった90mmですが、90mmの差で普通の家の階段と比べても壁の圧迫感が全然異なります。
住友林業の家ばかりを何年も建てている大工さんも、この家の階段はすごく広いですよ!と言っていたので全然違うのでしょう。
階段の形状は、コの字型に2マス、14段で上がります。
途中の踊り場も有りません。
住友林業の設計さんなどは急じゃないです、むしろ緩やかですよーと言ってましたが、正直、かなり急だと思います。
他社のモデルハウスに行った際に16段だったと思いますが、緩やかな階段で非常に歩きやすかったのを覚えています。
そのように緩やかな階段がいいと早い時期から伝えていましたが、我々の押しが弱かったこともあったのか、反映してもらえませんでした。
もちろん緩やかにした分階段の距離が長くなるので狭い我が家では大問題なのですが、散々言ったにもかかわらず、押し切られた感が強いです。
間取り決めの際にしっかりと希望の蹴上の高さなどを実例確認の上伝えきれなかったことが悔やまれます。
幅を広く取れたことは良かったのですが、結局急な階段になったのは、我が家最大の後悔ポイントと言っても過言ではないです。
階段のデザイン
スペック面では後悔ものですが、デザイン面は非常に気に入っています。
何も言わず2階から見たこの写真をご覧ください。
私の大好きな写真です。
板の色
まずは踏板ですが、1階の床がウォルナットで濃色でしたので、同じく濃色系の床板です。
階段にはウォルナットの設定がないとのことで、オーク挽板シリーズからオークピュアアンティークという色のものです。
蹴込板も同じ色でシックな雰囲気に仕上げています。
しかし、階段巾木はウォルナットナチュラルとのことで、1階の廊下と同じ物です。
違和感は全くありません。
幕板がカッコイイ
幕板がダサい!とは色んな先輩方がぼやいていました。
幕板というのは、2階の巾木の延長線が階段室の壁面に伸びたようなものです。
狭い所で撮ったため写真が分かりにくいのですが、階段の縦長になりすぎる壁紙を留めるためにも必要な存在らしいです。
多くの先輩方曰く、何も言わなかったらこの色付きの幕板が階段の壁を横切ってしまいダサいらしいです。
ただ、我が家の場合は、正直これめっちゃカッコええやん!と思ってます。
この幕板の存在が、階段室のアンティークな雰囲気を引き上げてくれている要素のひとつだと感じてます。
照明
階段は家の北側に位置していますが、昼間は2つの窓からの柔らかい光が降り注ぎ明るいですが、日が暮れるとさすがに証明が必要です。
階段照明は上下2か所に付けております。
上側は写真の通り花のようなデザインのフードが付いたものを妻が悩み抜いた末に選びました。
ODELICのOB080814LDという品番で、非常に可愛らしくて良いです。
階段の下側は、壁に入り込むような形で足元を照らしてくれています。
こちらはDAIKOのDBK-37403Vという品番です。
足元照明としては結構明るくご覧の通り踏板が強烈に照らされており、髪の毛やゴミがあると光って目立ちます。
階段掃除をサボっていると強烈に視覚に訴えてくるので逃げられません。
階段掃除もしてくれるルンバの登場が待ち遠しいです。
設計時はこの2灯で本当に明るさが足りるのか不安でしたが、住んでみると特に暗いとは感じません。
ちょうどいい塩梅です。
では、次回、2階の扉を開きましょう。
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