事前知識ゼロで注文住宅に挑む

住友林業で注文住宅を建てました。家づくりの事前勉強もせずに家を建てた記録です。

事前知識ゼロで注文住宅に挑む

我が家は寒くても寒すぎない家

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新居に引っ越しして来てから10日程が経過しました。

そして、ここ数日冬将軍が猛威を奮っています。

昨日の朝は我が家よりも標高の低い市街地でも氷点下まで気温が下がったとのこと。

恐らく我が家がある丘陵地は氷点下5℃以下だったと思います。

朝、ゴミ捨てに外に出ると、未整備のアプローチ部分の土が硬く氷のようになっていました。

そんな寒い冬を新居で過ごし始めて感じたことを、今回はお届けします。

我が家の断熱レベル

主観的なことを書く前に、まず我が家の断熱レベルについて客観的にご紹介します。

住友林業では温暖地でもそこそこ寒いエリア(省エネ基準地域区分3)の断熱レベルを、またそれより寒いエリアの場合でも当該地域で定められているものよりも1ランク上の断熱レベルを基準としています。

詳しくは、過去に書いた記事をご覧ください。

pertamahouse.hatenablog.jp

我が家のあるエリアも国の基準ではそこそこ温暖な区域として区分されていますが、住友林業の目指す断熱レベルは区分3相当に設定されています。

ただ、そのような思想で作られた我が家は世にいう高気密高断熱住宅には全然届きませんし、ましてやZEHにも届いておりません。

ぼやけた表現よりも引渡し書類のなかにあった評価書の数字をご紹介した方が良いでしょうね。

  • UA値: 0.54
  • Nearly ZEH

これが我が家の実力です。

ほかの住友林業施主の方々の情報を見ると、温暖地でも0.45前後の方がいらっしゃいますので、我が家の開口部や形状などが数値に影響しているものと思われます。

区分3のUA値基準値が0.56ですので、ギリギリ基準値を超えている程度です。(数値が小さいほど断熱性が良い。)

なので、我が家の断熱は住友林業的には最低限レベルの断熱であると言えるでしょう。

住んでみての感想

では、寒い季節に新居に移っての主観的な感想です。

一言でいいます。

前住んでいたアパートよりも断然暖かい。

ワタシが住んでいたアパートは2010年代前半竣工の2階建て軽量鉄骨造の2階角部屋でした。

それなりに断熱性も考えられているはずですが、実際は夏は暑くて暑くて昼間はエアコンをフルパワーでかけても室温上昇に追いつかないほどであり、冬は11月頃から寒い日には室内で手がかじかむほど、結果エアコンを1日じゅう使用せずに済むのは年に3か月もあるかどうかという生活でした。

それがどうでしょう、12月に新居に移ってきましたが、昼間はエアコンなど暖房類不要の生活をしています。

私が昼間いる書斎は家の北西側です。昼過ぎまでもっとも太陽の恵みを受けない場所です。

気温が10度に満たないような日でも、昼前にはエアコン不要です。

これって、寒さを感じるものの十分快適に過ごせているレベルだと思いますが、如何でしょうか。

就寝中の暖房不要

もっと言えば、新居では最低気温が氷点下にでもならない限り、就寝時にエアコンが要りません。

さすがに寝る時にはしっかり毛布をかぶって寝ていますが、一度寝てしまえば朝までぐっすり、寒さで寝ることも起きることもできずどうしようもなくなるような感はありません。

夜中にトイレに立った時も、トイレへの道中や用を足している間に寒くて凍え死ぬような感はしないです。

さすがに氷点下の夜となるとエアコンを使わないと寒く感じるのですが、エアコンを軽くつけるだけですぐに暑くなる問題も発生します。

そして、毎朝カーテンを開けて驚くのが大きな掃き出し窓にも結露が全然無いことです。

特にお風呂が凄い

引越して来て最初の夜に書いたツイートです。

これは家の断熱性能だけでなくて、お風呂の性能自体も凄かったのですが、ともかくお風呂が感動的でした。

アパートでは1316サイズと思われるお風呂に給湯温度45度でお風呂のお湯を張り、浸かっている間にぬるくて居心地が悪くなっていました。

新居では1618サイズにお風呂が広くなり、浴槽の上に位置する窓も大きくなりましたが、給湯温度43度であったかぽかぽか、入浴の最後までお湯の温度もほとんど下がりませんでした。

これはバスユニットの下がしっかり断熱材で覆われていることが理由の一つでしょうね。

しかし、浴室の窓が少しでも開いていると隙間から非常に冷たい空気が入ってきて凍える浴室となります。

それでも慌てて窓をしっかり閉めれば、浴槽に浸かっている間に浴室内の空気が温まり全く寒さを感じなくなります。

想像を超えてあまりにも快適過ぎて、ついつい家じゅうもっと贅沢仕様にすればよかった、と贅沢な後悔が続々生まれるほどです。

新居の後悔ポイントは、またそのうちご紹介できればと思いますが、後悔以上に、Goodが目立ちます。

そんなGoodを紹介するWeb内覧会を、家が片付き次第やりたいと考えておりますので、キリンさんのように首を長くしてお待ちください。

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