事前知識ゼロで注文住宅に挑む

住友林業で注文住宅を建てました。家づくりの事前勉強もせずに家を建てた記録です。

事前知識ゼロで注文住宅に挑む

大手ハウスメーカーを選ぶ理由

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今回は、住友林業で家づくりをしたワタシの私見だらけの記事です。

何故ワタシが大手ハウスメーカーを、またその中で住友林業を選んだのかについてハウスメーカー、工務店それぞれの強みを鑑みながらご紹介します。

ハウスメーカーの強み

ハウスメーカーとひと口に言っても、全国展開しているハウスメーカーもあれば、地域特化型のハウスメーカー、高級メーカーからローコストメーカーまで様々有りますので一括りにして述べるのはなかなか暴論です。

しかし、地域密着の工務店と大きく違うのは、看板・規模の大きさではないでしょうか。

規模が大きいからイイという訳ではないのですが、組織力は確実にあります。

組織力というのは、例えば何かあった際の対応、交渉力が良くも悪くも強いです。

例えば我が家で起こった以下の例は取引の大きなハウスメーカーの交渉力によって施主の要望?わがまま?に応えて貰えた事例です。

pertamahouse.hatenablog.jp

また、大手ハウスメーカーは、そうそう簡単には潰れません。

たとえ潰れても消滅せず、救済が入ることを期待できます。

つまり、この先数十年経っても建築当時に交わしたメンテナンス体制はその会社の看板が変わっても簡単には無くなりません。

30年保証、60年保証を実現するだけの企業体制と持続力が整っているのです。

また、ローコストメーカーには当てはまらない点ですが、独自工法や躯体商品の開発力がある会社は、例えば住友林業のビッグコラムや積水ハウスのシーカス制振装置など自社の強みを生み出す商品開発力があります。

これらの独自開発力により本体価格が高くなる一方で、大手建材メーカーとの包括的契約により一部の設備を割安に入れられることもまた強みですね。

所謂標準仕様で選べるものは特価で提供されていて、同じメーカーの商品でもハウスメーカーの提携カタログに載っていないものになった瞬間に一気に値上がりする例もあります。

我が家の場合はPanasonicのコンセント・スイッチでコスモワイド21は標準仕様で激安だったのですが、アドバンスシリーズに変更した瞬間に見積金額がウン万円単位で跳ね上がりました。
(現在はアドバンスシリーズも提携品になり、アドバンスが大人気らしいです。)

工務店の強み

まず、我が家は工務店との家づくりはしたことがありません。

見積りを取ることも何もしたことがありません。

なので、完全にイメージで申し上げます。

地場の工務店の強みは何よりも小回りがきくことだと思います。

地場だからこそ、提携業者さんとの良好な関係を背景に施主のわがままにもフレキシブルな対応をしてもらえたり、建築地の気候などを熟知した家づくりができるのではないでしょうか。

一方で、後継者問題をはじめ工務店の長期サポート体制は気になる点です。

家は建てたら30年60年とメンテしながら住むものである点は、ハウスメーカーで建てても工務店で建てても同様です。

なので、ベテラン職人さんの施工が評判の工務店で建てたけど職人さんがリタイアして後進がおらず店をたたんでしまった、新進気鋭の工務店だが急激な環境変化に経営体力がついていけなかった、というリスクは大手ハウスメーカーよりも大きいと感じます。

一方でハウスメーカーで述べた強みとは逆に工法的には在来工法が中心となりますので、建てた後のメンテナンスはある程度どこの業者に依頼してもそつなく対応して貰えるのではないかと感じます。

技術力のある工務店では高気密など極端な強みを持った会社もありますよね。

強みをガンガン伸ばして一点突破するチカラは、総合力のハウスメーカーを凌ぐポテンシャルがあると感じます。

もっとも、私が家づくりをした時に高気密高断熱といった単語は私の辞書には有りませんでしたし、スーパー工務店の存在も知りませんでしたので、工務店という選択肢は有りませんでした。

だからワタシは住友林業を選んだ

ワタシが住友林業に決めた背景には、住友グループ企業であることの安定性やブランド、自信満々に紹介された商品性などがあります。

ビッグフレームによる耐震性や自由設計度の高さ、断熱性も大手ハウスメーカーの中では優秀であるとの説明には心を動かされました。
(今思えば当時見せられた資料はなかなか作為的な説明資料でしたね。笑)

長澤まさみがCMをしていることは契約してから気が付きました。

しかし、住友林業に決めたのには、それ以上の理由があります。

家を建てるにあたり、必ずぶち当たる問題があります。

誰と建てるかです。

どこで建てるかという問題じゃないの?と思われるかもしれませんが、半分正解ですが半分ハズレです。

どんなにどんなにいい会社でも、担当者がハズレだといい家づくりは出来ません。

ワタシが住友林業を選んだ理由は、幾つかありますが、中でも契約前の営業マンがなかなか良かったからです。

ワシはアイツから買うんじゃ!

あの時はそんな事を言ってました。

また、その営業マンが連れてきた設計さんがまた良い図面を描いてくれました。

これでコロリと落ちましたよ。

つまり、何よりもヒトです。

設計から建てるにあたり現場の工程管理をされる生産さん、基礎屋さん、大工さん、電気屋さん、皆さん良い人ばかりでした。

家を建てる時に携わった人々の顔が分かってるので、家に対する愛着も湧きますよね。

毎日家づくりを見ていたので、色々と思い出が詰まっています。

結局どこで建てるのがいいの?

もしワタシに「家を建てたいけどどこで建てたら良いと思う?」と尋ねてくる人が居た場合、私はこう答えるでしょう。

どこで建ててもいいと思います。好きな所を選んでください。
ただ、住友林業に興味があれば紹介制度を利用出来るので特典ゲットできますよ。

これは偽らざる本音です。

だって、理由あって鉄骨が良い人に無理矢理住友林業を勧めてもハッピーにならないじゃないですか。

ゴリ押しして勧めるのは営業マンの仕事ですし。

なので、窓の大きな住友林業で建ててもいいし、断熱材ゴリゴリで気密測定しっかりやって魔法瓶仕様の家づくりをするスーパー工務店、住みやすさなど無視した建築家の芸術作品、どれでも住む人が気に入ったのならそこで建てればいいと思います。

ただ、楽しんで家づくり出来るパートナーを選んでいただければよいと思います。

私の場合、それがたまたま住友林業だっただけです。

 

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